バイオの故里から

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遺伝子導入用修飾蛋白質及びその製法

2007年08月31日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平6-270102 出願日 : 1994年9月29日
公開番号 : 特許公開平8-89278 公開日 : 1996年4月9日
出願人 : 味の素株式会社 発明者 : 高原 義之 外2名

発明の名称 : 遺伝子導入用修飾蛋白質及びその製法

【構成】 本発明は、少なくとも1つ以上のグルタミン残基を有する生理活性ペプチド又は生理活性蛋白質とアミノ供与体を有し核酸を包含する能力を有する高分子物質とを、トランスグルタミナーゼ(Glutaminyl-peptide:amine γ-glutamyltransferase)の存在下に反応せしめて、該グルタミン残基のγ-位酸アミドにおいて該アミノ供与体のアミノ基と酸アミド結合を形成せしめることを特徴とする核酸包含用の生理活性ペプチド又は生理活性蛋白質の製造方法、そのペプチド又は蛋白質誘導体、及び、核酸包含物質に関する。
【効果】 生理活性ペプチド又は生理活性蛋白質の特性を損なうことなく、核酸を包含する能力を有する高分子物質が結合したペプチド又は蛋白質誘導体を得ることができる。また、当該誘導体を用いることにより選択的に遺伝子を細胞に導入することができる。

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