バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

新規インフルエンザ弱毒生ワクチンの開発

2011年12月25日 | 医療 医薬 健康
2009年度 研究実績報告書
特別研究員:村上 晋

 インフルエンザウイルスリバビリン耐性に必要な変異を同定し、その変異を導入した新規弱毒生ワクチンの作製を目的とした。まずインフルエンザウイルスに対するリバビリンの効果を調べた。ポリオウイルスでは、リバビリン存在下で培養すると、ウイルスゲノムRNAがCからUにあるいはGからAへとランダムに変異し、その結果ウイルス増殖抑制される。インフルエンザウイルスの場合でも同様の作用機序で増殖が抑制されるか調べた。MDCK細胞にウイルスを感染後、リバビリン存在下で48時間培養し、培養上清を回収した。ウイルス遺伝子をクローニングし、シークエンスを調べた。 科学研究補助金DB 研究課題番号:09J07361

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