多能性幹細胞由来褐色脂肪細胞、多能性幹細胞由来細胞凝集物と、その製造方法及び細胞療法、内科療法
出願人: 独立行政法人国立国際医療研究センター, ディナベック株式会社
発明者: 佐伯 久美子, 湯尾 明, 西尾 美和子, 川崎 正子, 佐伯 晃一, 長谷川 護
出願 JP2012061212 (2012/04/26) 公開 WO2012147853 (2012/11/01)
【要約】【課題】多能性幹細胞を用いて褐色脂肪細胞を製造する方法と、その中間産物である細胞凝集物を製造する方法、並びに、その方法によって製造される多能性幹細胞由来細胞凝集物及び多能性幹細胞由来褐色脂肪細胞、また、多能性幹細胞由来褐色脂肪細胞を用いた細胞療法と提供すること。【解決手段】多能性幹細胞を用いて褐色脂肪細胞を製造する方法であって、工程(A)を含む方法により、多能性幹細胞から細胞凝集物を形成し、工程(B)を含む方法により、細胞凝集物から褐色脂肪細胞を得ることを特徴とする。(A)多能性幹細胞を、無血清環境において、造血性サイトカインの存在下で非接着培養を行い、細胞凝集物を作製する工程(B)細胞凝集物を、造血性サイトカインの存在下で接着培養して、褐色脂肪細胞を作製する工程
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2012147853/