バイオの故里から

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哺乳動物の幹細胞における分化誘導方法

2012年10月27日 | 細胞と再生医療

出願番号 : 特許出願2006-97394 出願日 : 2006年3月31日
公開番号 : 特許公開2007-267672 公開日 : 2007年10月18日
出願人 : 日本メナード化粧品株式会社 発明者 : 長谷川 靖司 外6名

【課題】本発明は、哺乳動物の生体組織から分離した幹細胞を用いた、組織再生または修復用の機能性細胞を効率的に分化誘導する技術を提供することを目的とする。
【解決手段】哺乳動物の生体組織から分離した幹細胞を用いて、接着培養と浮遊培養を組み合わせることで、再生医療に用いる、生着率の極めて高い移植用の機能性細胞を調製する技術を見出した。特に、本発明では、浮遊培養の工程において、細胞凝集体(スフェア体)が、直径50~500μmの大きさのもので、幹細胞の未分化状態が持続的に維持され、さらに、皮膚の機能性細胞への分化誘導効率と、移植後の生着率において極めて優れた効果を示した。すなわち、本発明は、幹細胞の未分化状態を継続的に維持させ、その後、生着率の極めて高い組織の再生または修復用の機能性細胞を効率的に分化誘導する方法を提供するものである。明細書 pdf >> かんたん特許検索

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