バイオの故里から

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ピメリン酸からビオチンを高産生する能力を有するコリネ型細菌

2007年08月01日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平5-199391 出願日 : 1993年8月11日
公開番号 : 特許公開平7-87963 公開日 : 1995年4月4日
出願人 : 三菱油化株式会社 発明者 : 畠山 和久 外3名

発明の名称 : ビオチン高産生微生物およびその育種方法

【目的】 ピメリン酸からビオチンを高産生する能力を有するコリネ型細菌の提供。
【構成】 ビオチン生合成に関与する酵素をコードする遺伝子群の少なくとも一つの遺伝子が導入されたプラスミドで形質転換されたピメリン酸からビオチン産生能を有するコリネ型細菌を、グルコースを単一炭素源として含有し且つピメリン酸を含有しビオチンを含有しない平板培地上で培養し、該培地上に生育したコロニーの大きさによって選別して得られるビオチン高産生能コリネ型細菌ブレビバクテリウム・フラバムMJ233-709株および該菌株をコハク酸を単一炭素源とした以外は上記と同様の平板培地上で培養し、該培地上に生育したコロニーの大きさによって選別して得られるビオチン高産生能コリネ型細菌ブレビバクテリウム・フラバムMJ233-SL2株。
【効果】 本発明のコリネ型細菌を用いて、ピメリン酸からビオチンを著量産生することができる。

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