バイオの故里から

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硫化水素が細胞老化を抑制 熊本大など解明

2012年07月04日 | 医療 医薬 健康

 熊本大大学院生命科学研究部の赤池孝章教授は4日、九州大などとの共同研究で、活性酸素が心不全を引き起こす仕組みと硫化水素が心筋細胞の老化を抑制することを解明したと発表した。

 以前から心筋梗塞を起こした心臓で活性酸素が多量につくられ、心不全を引き起こすことは知られていた。赤池教授らは、活性酸素の代謝過程で生じる「親電子物質」と特定のタンパク質が反応し、心筋細胞を老化させて心不全が起きることを突き止めた。

 さらに心臓にはほとんど存在しない2種類の酵素が硫化水素を体内で生成することや、硫化水素が親電子物質を分解することを発見した。 共同通信47News.,2012/07/04

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