バイオの故里から

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ジャトロファ抽出物、抗酸化剤および抗酸化剤の製造方法

2013年10月24日 | ファインケミカル 中間体
出願番号 : 特許出願2012-191038 出願日 : 2012年8月31日
公開番号 : 特許公開2013-64123 公開日 : 2013年4月11日
出願人 : 国立大学法人 香川大学 発明者 : 鈴木 利貞 外2名

【課題】ジャトロファの種子を原料として有効に活用できる抗酸化機能を有するジャトロファ抽出物を提供。また、このジャトロファ抽出物から精製された天然化合物を有する抗酸化剤および、かかる抗酸化剤を製造する方法を提供する。
【解決手段】ジャトロファの種子を含む被抽出物を溶媒抽出して抽出されたものであるジャトロファ抽出物。このジャトロファ抽出物は抗酸化機能を有しており、カテコール基を有するフロフラン型リグナン化合物、1,4-ベンゾジオキサン型ネオリグナン化合物、および、カテコール基を有するフロフラン型セスキネオリグナン化合物、のうちの少なくとも1つの化合物を含んでいる。




註)近年、石油を原料とする燃料の代替燃料のひとつにバイオディーゼル燃料が注目されている。バイオディーゼル燃料は、窒素成分や硫黄成分を含有しないので、このバイオディーゼル燃料をディーゼル機関等に使用しても大気中に窒素酸化物(NOx)や硫黄酸化物(SOx)などの大気汚染物質を排出しないこという利点がある。また、バイオディーゼル燃料は、カーボンニュートラルであるため、これを従来の化石燃料と同様に使用しても大気中の二酸化炭素濃度を増加させることにならないので、地球温暖化を抑制することができるという利点がある。




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