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抗TIM-3抗体を用いた血液腫瘍治療法

2016年05月18日 | 癌 ガン がん 腫瘍
抗TIM-3抗体を用いた血液腫瘍治療法
出願人: 協和発酵キリン株式会社, 国立大学法人九州大学
発明者: 高柳 晋一郎, 稲垣 好昌, 赤司 浩一, 菊繁 吉謙

出願 JP2010056445 (2010/04/09) 公開 WO2010117057 (2010/10/14)

【要約】この発明は、骨髄または末梢血のLin(=)CD34(+)CD38(=)細胞画分にTIM=3が発現している血液腫瘍の疑いのある被験体あるいは血液腫瘍の治療を受けた被験体に対して、TIM=3抗体を投与することを含む治療方法、並びに、TIM=3抗体を有効成分として含む、血液腫瘍を予防又は治療するための組成物に関する。TIM=3を発現する血液腫瘍細胞(AML細胞、CML細胞、MDS細胞、ALL細胞、CLL細胞、多発性骨髄腫細胞、など)、ヘルパーT細胞(たとえば、Th1細胞、Th17細胞)、抗原提示細胞(例えば、樹状細胞、単球・マクロファージおよびそれに類する細胞(肝臓星細胞、破骨細胞、ミクログリア細胞、表皮内大食細胞、塵埃細胞(肺胞大食細胞)など))に結合または標的とすることにより治療が可能な疾患が考えられるが、これ治療的使用が検討される疾患としては、骨髄または末梢血中にTIM=3の発現が認められる血液疾患、特に血液腫瘍が挙げられる。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/s2010117057/

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