時論公論 「化血研不正 "常軌を逸した隠ぺい体質"」
村田 英明 解説委員
製薬会社の「化血研」が血友病患者の治療などに使われる血液製剤を40年前から不正に製造し、問題が発覚しないように組織ぐるみで隠ぺい工作を行っていたことが明らかになりました。調査を行った第三者委員会は「常軌を逸した隠ぺい体質」だと厳しく非難。また、薬害エイズの被害者たちは再発防止を誓った被告の企業として許されない行為だと強く抗議しています。患者の安全を軽視した医薬品の製造はなぜ起きたのか。今夜の時論公論は、この問題について考えます。 NHK News web.,2015年2015年12月04日