バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

微生物をもちいるヒト成長ホルモンの分泌生産方法

2006年02月10日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平11-194510 出願日 : 1999年7月8日
公開番号 : 特許公開2000-78989 公開日 : 2000年3月21日
出願人 : 三井化学株式会社 発明者 : 本城 勝 外4名

発明の名称 : ヒト成長ホルモンの分泌生産方法

【課題】 微生物を用いた20KhGHのより効果的な分泌生産方法を提供し、ペリプラズム抽出溶液中に夾雑する不純物蛋白質がより少ない、微生物を用いた20KhGHの分泌生産方法を提供する。
【解決手段】 大腸菌OppA蛋白質の分泌シグナルまたはその改変体をコードする遺伝子の直後に20KhGHをコードするDNAを結合したDNA配列及びシグナルペプチダーゼ1をコードするDNAを含む組換えプラスミドを構築し、該プラスミドで大腸菌を形質転換し、該大腸菌形質転換体を培養して20KhGHを大腸菌のペリプラズム中に分泌生産させる。
【効果】 20KhGHが大腸菌のペリプラズムに従来の方法に比べ効率よく分泌できる。また、得られるペリプラズム抽出溶液は夾雑蛋白質が少ないため20KhGHの精製が容易である。

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