バイオの故里から

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腫瘍にあるサイクリンG1の発現

2013年01月30日 | 癌 ガン がん 腫瘍

出願番号 : 特許出願2007-71683 出願日 : 2007年3月19日
公開番号 : 特許公開2007-209344 公開日 : 2007年8月23日
出願人 : ユニバーシティ オブ サザン カリフォルニア 発明者 : アーリンダ エム. ゴードン 外2名

【課題】癌細胞内でサイクリンG1タンパク質の機能に介入あるいはそれを阻害することによる癌の治療を提供すること。
【解決手段】宿主にある一の腫瘍を処置するための薬学的組成物であって、サイクリンG1タンパク質を阻害する一つの作用薬を含み、前記作用薬は、サイクリンG1タンパク質のすべてを認識する抗体、またはその断片もしくは誘導体であり、該抗体の該断片もしくは誘導体は、改変されていない抗体に対してアミノ酸残基の欠失および/または置換を有する、組成物。ekouhou 特許公開・明細書(全文)



出願番号 : 特許出願平9-517528 出願日 : 1996年10月31日
公表番号 : 特許公表平11-514884 公表日 : 1999年12月21日
出願人 : ユニバーシティ オブ サザン カリフォルニア 発明者 : ゴードン,アーリンダ,エム. 外2名
発明の名称 : 腫瘍にあるサイクリンG1の発現

宿主にある腫瘍(とりわけ骨原性肉腫あるいはユーイング肉腫)を処置する一つの方法であって、宿主の腫瘍細胞にあるサイクリンG1タンパク質を阻害するのに有効な量でサイクリンG1タンパク質を阻害する一つの作用薬を宿主あるいは腫瘍細胞に投与する方法。作用薬はサイクリンG1タンパク質をコード化するポリヌクレオチドの少くとも一部に相補的であるアンチセンスポリヌクレオチド、あるいはサイクリンG1タンパク質を認識する抗体あるいは断片もしくはこれらの誘導体である。本発明の範囲内で同じく熟考されるものは、(i)サイクリンG1タンパク質をコード化するポリヌクレオチドで細胞を形質導入することによる細胞系の不朽化;(ii)サイクリンG1タンパク質をコード化するポリヌクレオチドで細胞を形質導入することによるレトロウイルス感染への細胞の受容性の増加;および(iii)細胞にあるサイクリンG1タンパク質あるいはサイクリンG1タンパク質をコード化するポリヌクレオチドを検出することによる癌の検出、である。更に、本発明は発現伝達体を提供するが、それは例えばサイクリンG1タンパク質を阻害する作用薬をコード化するポリヌクレオチドを含むレトロウイルスベクターおよびアデノウイルスベクターなどの発現伝達体、およびサイクリンG1タンパク質をコード化するポリヌクレオチドを含む発現ベクターである。

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