2013年2月21日厚生労働省は、これまでの胃潰瘍・十二指腸潰瘍などに加え、新たに「内視鏡検査で確定診断された胃炎」に対し、プロトンポンプ阻害剤(PPI)、アモキシシリン(AMPC)、クラリスロマイシン(CAM)の3剤併用の除菌療法の保険適用を拡大した。東海大学医学部内科学系総合内科学の木敦司氏のグループによる研究では、3剤併用のH.pylori除菌療法と、Lactobacillus gasseri OLL2716(LG21)乳酸菌の前投与及び除菌時併用の組み合わせは、3剤併用のみに比べて除菌成功率が上昇することが示された。耐性菌の観点からも、1次除菌での除菌成功率を上げることは重要で、H.pylori除菌時の乳酸菌の活用は注目を集めている。日経BP(NMonline Webサイト)
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