バイオの故里から

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移植用中脳ドーパミン(DA)ニューロン

2017年04月29日 | 医療 医薬 健康
出願人: メモリアル スローン−ケタリング キャンサー センター
発明者: ロレンツ スタッダー, ジェ−ウォン シム, ソンジャ クリックス

出願 2014-541125 (2012/11/02) 公開 2014-532440 (2014/12/08)

【要約】本発明は幹細胞生物学の分野、とりわけ万能性幹細胞又は多能性幹細胞の系譜特異的分化に関連し、それらの幹細胞には非胚性ヒト人工万能性幹細胞(hiPSC)に加えてヒト胚性幹細胞(hESC)、体性幹細胞、疾患を有する患者に由来する幹細胞、又は系譜特異的分化が可能である他のあらゆる細胞が含まれ得るが、これらに限定されない。新規の培養条件を用いて底板中脳始原細胞への、その後さらに、大集団の中脳運命FOXA2+LMX1A+TH+ドーパミン(DA)ニューロンへのhESC及び/又はhiPSCの系譜特異的分化を制御する方法が具体的に記載される。本発明の方法を用いて作製された中脳運命FOXA2+LMX1A+TH+ドーパミン(DA)ニューロンには、インビトロ創薬アッセイにおける使用、神経生物学研究における使用、及び患者におけるドーパミンニューロンの喪失による疾患又は障害を回復させる治療薬としての使用を含むが、これらに限定されない様々な使用法がさらに企図される。さらに、疾患、特にパーキンソン病のモデル化に使用するため、ヒト万能性幹細胞から中脳運命FOXA2+LMX1A+TH+ドーパミン(DA)ニューロンを分化させるための組成物と方法が提供される。加えて、真正DAニューロンはCD142などのマーカー及びA9型神経細胞に富む。
http://kantan.nexp.jp/%E7%89%B9%E8%A8%B1/t2014532440/

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