バイオの故里から

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農工大、血栓溶解を促進する化合物SMTPの製薬実用化にメド

2006年09月01日 | 医療 医薬 健康

東京農工大大学院共生科学技術研究部の蓮見恵司教授の研究グループは、心筋梗塞や脳梗塞などの治療薬としてSMTPが血栓を溶解する酵素を活性化させる作用が高く、薬として実用化できるメドをつけた。
心筋梗塞などの症状が出た緊急時には従来の血栓溶解剤との併用に加えて、慢性的な血栓疾患の改善薬や再発予防薬として期待されている。イノベーション・Japan 2006
【参考資料】
出願番号 : 特許出願平7-151410 出願日 : 1995年6月19日
公開番号 : 特許公開平9-3070 公開日 : 1997年1月7日
出願人 : 有限会社バイオコスモス 発明者 : 遠藤 章 外2名

発明の名称 : 線溶活性化物質 

【構成】 下記の式(式中、R1, R2, 及びR3はそれぞれ独立に水素原子又は水酸基の保護基、例えばC1-6アルキル基を示す)で示される化合物及びその塩。

【化1】

【効果】 フィブリンに対するプラスミノゲンの結合を促進する作用を有し、血栓溶解剤の有効成分として有用である。


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