バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

STAT機能阻害剤およびその応用

2012年08月04日 | 医療 医薬 健康

国際出願番号 : PCT/JP2006/310187 国際出願日 : 2006年5月23日
国際公開番号 : WO2006/126505 国際公開日 : 2006年11月30日
出願人 : 国立大学法人 東京大学 発明者 : 宮島 篤 外2名

EZI遺伝子を標的とする合成オリゴsiRNAまたはベクターより発現させたsiRNAを用いて、EZI遺伝子の発現を抑制した結果、STAT3の核移行およびSTAT3依存性遺伝子発現活性化が抑制された。α2-マクログロブリンプロモーター領域中のEZIタンパク質およびSTAT3タンパク質が結合するAPRE配列を改変した核酸が、EZIタンパク質によるSTATタンパク質の核移動/核局在化を阻害し、さらにはSTAT依存的な遺伝子発現活性化をも抑制した。また、EZIタンパク質上のSTAT3結合ペプチドに細胞膜浸透シグナルを結合させた合成ペプチドはEZIタンパク質によるSTATの核移動/核局在化、STAT依存的な遺伝子発現活性化を抑制し、さらには、がん細胞増殖を抑制することを見出した。明細書pdf>> 発明協会・かんたん特許検索

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