バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

岡山大と東北大、酵母の全遺伝子の「限界コピー数」を測定することに成功

2012年12月31日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
岡山大学と東北大学は12月26日、酵母が持つすべての遺伝子の「限界コピー数」を測定することに成功したと発表した。

成果は、岡山大 異分野融合先端研究コアの守屋央朗准特任教授、東北大大学院 生命科学研究科の牧野能士助教らの共同研究グループによるもの。マイナビニュース2012年12月28日


がん化しない多能性細胞作製成功 熊本大、乳酸菌使い

2012年12月31日 | 細胞と再生医療

 熊本大大学院生命科学研究部の太田訓正准教授(48)の研究グループは29日までに、乳酸菌を使ってさまざまな種類の細胞のもとになる多能性細胞を作製することに成功したと米科学誌プロスワン電子版に発表した。がん化の可能性が極めて低く、再生医療への応用が期待できるという。

 これまでに神経、筋肉、骨、軟骨、脂肪へ分化させることに成功しており、今後は血液など他の細胞への分化も可能か検証する。

 開発した細胞は、ほぼ無限に増殖する人工多能性幹細胞(iPS細胞)と異なり、直径0・3ミリ程度まで成長すると増殖が止まるのが特徴。共同通信47News.,2012/12/29