バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

生活習慣病の薬 初の市販薬に

2012年12月20日 | 健康・栄養機能性成分
血液中の中性脂肪などが高い「脂質異常症」の治療薬が、生活習慣病の医薬品としては初めて、薬局などで購入できる市販薬として承認されることになりました。
市販薬として承認されるのは、東京の製薬会社が製造している脂質異常症の治療薬で、中性脂肪の値を下げる効果があるとされる「エパデール」です。NHK News.,2012年12月19日

脂質異常症治療薬「エパデール」がスイッチOTCに?
http://tukutteha-mitamonono.cocolog-nifty.com/blog/2012/10/otc-8f3b.html


出願番号 : 特許出願2009-79618 出願日 : 2009年3月27日
公開番号 : 特許公開2010-229099 公開日 : 2010年10月14日
出願人 : 持田製薬株式会社 発明者 : 兼廣 秀生
発明の名称 : 脂質異常症の改善または治療薬
【課題】脂質異常症の安全で効果の高い改善または治療薬およびその使用方法の提供。
【解決手段】EPA、その製薬学上許容しうる塩およびエステルからなる群から選ばれる少なくとも1つ、並びに、胆汁酸あるいはその製薬学上許容しうる誘導体を有効成分として併用する、脂質異常症の改善または治療薬およびその使用方法。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


国際出願番号 : PCT/JP2009/062352 国際出願日 : 2009年7月7日
国際公開番号 : WO2010/004982 国際公開日 : 2010年1月14日
出願人 : 持田製薬株式会社 発明者 : 石川 浩 外2名
発明の名称 : 脂質異常症の改善または治療薬

脂質異常症の安全で効果の高い改善または治療薬およびその使用方法の提供。EPA、その製薬学上許容しうる塩およびエステルからなる群から選ばれる少なくとも1つ、並びに、ニコチン酸あるいはその製薬学上許容しうる誘導体を有効成分として併用する、脂質異常症の改善または治療薬およびその使用方法。明細書>> Patentscope

パーキンソン病データ、iPS治療研究に提供へ

2012年12月20日 | 創薬 生化学 薬理学

 難病のパーキンソン病患者や、その家族らでつくる「全国パーキンソン病友の会」(事務局・東京)は19日、患者の臨床データを登録し、研究者らに提供するデータベースの運用を来月から始めると発表した。


 iPS細胞(人工多能性幹細胞)を使った治療法の開発や創薬を支援するのが狙いで、友の会では、研究に必要な患者の皮膚細胞の提供にも結びつけたいとしている。

 データベースには、発症年齢、重症度、遺伝子検査結果などを登録。研究者の要請に応じ、友の会で審査したうえ、情報を提供するかどうかを決める。

 パーキンソン病は手足の震えや歩行困難などの症状が出る病気で、患者は全国で11万人以上。京都大や慶応大などで、患者のiPS細胞を使った研究が進んでいる。読売新聞(web版) 2012年12月19日

センサチップ、センサチップ装着ヘッド及び検出装置

2012年12月20日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

出願番号 : 特許出願2008-276192 出願日 : 2008年10月27日
公開番号 : 特許公開2010-101864 公開日 : 2010年5月6日
出願人 : 国立大学法人豊橋技術科学大学 外1名 発明者 : 澤田 和明 外1名

【課題】皮膚等の生体組織を検査対象としてそのpHを安定して測定できるpHセンサを提供する。
【解決手段】検出窓23を開けた基板21の裏面側へシリコンチップ2を取り付ける。このシリコンチップ2はセンシング部3とシリコン基板5とを備え、そのセンシング部3が基板21に設けられた検出窓23から表出する。シリコンチップ2のシリコン基板5と基板21とを異方性導電材料等の接合部材で接着し、シリコン基板5のターミナルと基板21のターミナルとを電気回路的に接続する。シリコンチップ2と検出窓23の周壁とで浅い凹部が形成されてそこに生理食塩水等の導電性溶液が充填される。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


バイオセンサ、電荷転送型センサおよび測定方法

2012年12月20日 | 診断 分析 検査 予防 実験動物

出願番号 : 特許出願2009-91521 出願日 : 2009年4月3日
公開番号 : 特許公開2010-243299 公開日 : 2010年10月28日
出願人 : シャープ株式会社 外1名 発明者 : 瀬尾 恭子 外1名

【課題】従来困難とされていたタンパク質の電気的シグナルの検出を可能とし、かつ対象タンパク質を高感度に検出する。
【解決手段】バイオセンサ60は、基板表面に形成されたゲート電極22・24と、ゲート電極22とゲート電極24との間の基板表面上に形成されたセンシング部27と、センシング部27の表面に結合された、対象タンパク質34と特異的に相互作用するリガンド33と、上記ゲート電極22により上記センシング部27と隔てられた電荷供給部と、センシング部27においてリガンド33と相互作用した対象タンパク質34に由来する電荷を蓄積するn+型ドープ領域13とを備える電荷転送型センサ50と、n+型ドープ領域13に蓄積された電荷の量を測定するオシロスコープ45とを備えている。ekouhou 特許公開・明細書(全文)


改変エイズウイルスで小児白血病の治療に成功、「家族の世界変えた」と両親

2012年12月20日 | NEWSクリッピング
米ペンシルベニア(Pennsylvania)州のフィラデルフィア小児病院(Philadelphia)の医師らは先週、「意外な」協力者を小児に初めて使った治療方法で、白血病で余命わずかとみられていた7歳の少女の命を救うことに成功したと発表した。協力者とは、遺伝子操作を行ったヒト免疫不全ウイルス(エイズウイルス、HIV)だ。AFP BB News.,2012-12-19

新規な抗酸菌生育阻害剤

2012年12月20日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2011-119506 出願日 : 2011年5月27日
公開番号 : 特許公開2012-246253 公開日 : 2012年12月13日
出願人 : 学校法人産業医科大学 外1名 発明者 : 森井 宏幸 外4名

【課題】抗酸菌生育阻害剤を提供する。J-Store >>国内特許コード P120008409

【解決手段】


なお、X1は、-CH2-P(=O)(OY)2、-Z-S(=O)2-OY、-Z-P(=S)(OY)2、X2は、-Z-P(=O)(OY)2、-Z-S(=O)2-OY、-Z-P(=S)(OY)2、Yは、Hまたは炭素数1~5のアルキル基り、Zは、O、S、またはCH2である。

ウエストナイルウイルス構造蛋白質特異的モノクローナル抗体

2012年12月20日 | 感染症 ワクチン 抗生物質 食中毒

出願番号 : 特許出願2011-66253 出願日 : 2011年3月24日
公開番号 : 特許公開2012-200172 公開日 : 2012年10月22日
出願人 : 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 発明者 : 清水 眞也 外1名
発明の名称 : ウエストナイルウイルス構造蛋白質特異的モノクローナル抗体、および該モノクローナル抗体を用いたウエストナイルウイルス感染の判定方法

【課題】ウエストナイルウイルス(WNV)感染を迅速かつ高精度に判定できる方法を提供すること。
【解決手段】ウエストナイルウイルス(WNV)の構造蛋白質であるエンベロープ蛋白質(E)またはプレメンブレン蛋白質(PrM)を特異的に認識するモノクローナル抗体、および該モノクローナル抗体と被験血清を同時に固相に加える競合ELISAによるWNV感染の判定方法。J-Store >>国内特許コード P120008321


附子の株の親芋から子芋を分離する機械

2012年12月20日 | 生薬・植物成分と薬効 漢方

出願番号 : 特許出願2011-63581 出願日 : 2011年3月23日
公開番号 : 特許公開2012-196187 公開日 : 2012年10月18日
出願人 : 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 発明者 : 村上 則幸 外1名

【課題】附子の子芋の分離作業を容易にして作業者の労力を軽減可能な附子の子芋分離装置を提供する。
【解決手段】附子の子芋分離装置1は、地上部の茎が切断されて掘り上げられた附子の株の親芋から子芋を分離する機械であり、掘り上げられた附子の株の茎を挟んで株を一方側から他方側へ搬送する搬送機構部50と、搬送機構部50によって挟まれた株の茎に繋がる子芋側に配設されて子芋を親芋から分離する分離機構部20とを備える。分離機構部20は、附子の株の搬送方向に沿って回転自在に支持されたこぎ胴23と、こぎ胴23の外周面の軸方向に所定間隔を有して配設された複数のこぎ歯26とを有してなる。こぎ歯26は、弾性を有するゴム材料で形成される。J-Store >>国内特許コードP120008319

註)トリカブトの「毒・漢方薬」の総称あるいは植物トリカブトの異名。