バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

世界初、DNA抽出から解析まで可能なポータブル型解析装置を開発

2007年09月26日 | NEWSクリッピング
~個人識別用DNA解析の普及・迅速化により、犯罪捜査・抑止に貢献~
警察市場を主なターゲットとして開発いたしました。個人識別を目的とするDNA解析に用途を絞り込むことで解析プロセスを効率化し、事件現場への持ち込みを可能とするアタッシュケース程度のサイズ(幅500mm×奥行400mm ×高さ200mm)への小型化を実現しました。
DNA解析のプロセスは、(1)細胞の採取、(2)DNAの抽出、(3) DNA量を増やすPCR増幅、(4) DNAの大きさを調べる電気泳動、(5)個体差を判別するSTR解析 から成り立ちます。今回開発した装置はこれらのプロセスを一貫して行うことのできる世界初のポータブル型DNA解析装置となります。NECプレスリリース2007-09-25

アミロイド関連疾患用ワクチンとしてのアミロイドタンパク質のコンジュゲート

2007年09月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-549876 出願日 : 2005年1月28日
公表番号 : 特許公表2007-522119 公表日 : 2007年8月9日
出願人 : キュリックス エーピーエス 発明者 : オルセン,オレ,フライレヴ 外2名

発明の名称 : アミロイド関連疾患用ワクチンとしてのアミロイドタンパク質のコンジュゲート

アミロイドタンパク質の沈着に関係する疾患、例えばアルツハイマー病の治療、予防及び/又は寛解のためのワクチンに使用できる、アミロイドタンパク質のフラグメントを含んでなる新たなコンジュゲート。アミロイドタンパク質のフラグメントを含んでなるコンジュゲートをそれを必要とする患者に投与し、そのことにより患者で抗体の産生を可能にすることによって、アミロイド関連疾患を治療、予防及び/又は寛解するための方法。アミロイドタンパク質内の病理学的領域と相互作用することができ、そのことにより、例えばアミロイドの原線維、斑及び/又は沈着物の形成を予防する抗体、並びに上記の抗体をそれを必要とする患者に投与する受動免疫法。更に、哺乳動物に投与したとき、可溶性形態の高度にアミロイド形成性のアミロイドβ(1-42)を特異的に標的する抗体を生成するアミロイドβ(142)のC末端部分の特異的フラグメントを提供する。

脳アミロイドーシス予防・治療薬のスクリーニング方法

2007年09月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2002-272195 出願日 : 2002年9月18日
公開番号 : 特許公開2004-107260 公開日 : 2004年4月8日
出願人 : 武田薬品工業株式会社 発明者 : 下濱 俊 外2名

発明の名称 : 脳アミロイドーシス予防・治療薬のスクリーニング方法

【課題】生成したAβペプチドの沈着を抑制し、且つAβペプチドの分解除去を促進し得る新規物質およびそのスクリーニング法などの提供。
【解決手段】HMG1もしくはその部分ペプチドまたはその塩を用いることを特徴とする、HMG1を阻害してAβ42凝集抑制及び/又はミクログリアによるAβ42食作用促進作用を示す物質のスクリーニング方法;HMG1またはその部分ペプチドをコードする塩基配列を含有するヌクレオチドを用いることを特徴とする、HMG1の発現を抑制してAβ42凝集抑制及び/又はミクログリアによるAβ42食作用促進作用を示す物質のスクリーニング方法;上記方法により得られる物質を含有してなる脳アミロイドーシス予防・治療剤等。

神経障害に関連したポリペプチド蓄積を阻害する方法および組成物

2007年09月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-189911 出願日 : 2006年7月11日
公開番号 : 特許公開2007-6894 公開日 : 2007年1月18日
出願人 : アブジェニックス インク. 外1名 発明者 : ヒューストン ジェイムズ エス. 外2名

発明の名称 : 神経障害に関連したポリペプチド蓄積を阻害する方法および組成物

【課題】細胞内ポリペプチドの異常な多量体または凝集体を含む神経障害を治療する新規組成物及び方法の提供。
【解決手段】細胞内凝集体を形成するポリペプチドに結合して凝集を最小にする内部抗体、および内部抗体又はその機能的断片をコードする核酸分子を提供。細胞内ポリペプチド凝集体または複合体を形成できるポリペプチドを特異的に認識する内部抗体、またはその機能的断片を同定する方法を提供。並びに内部抗体(intrabody)を用いて神経障害に関連した望ましくない細胞内ポリペプチド複合体または凝集体の形成を阻害する方法を提供する。

MHC遺伝子の転写因子結合配列を含む発現ベクター

2007年09月26日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2005-259790 出願日 : 2005年9月7日
公開番号 : 特許公開2007-68473 公開日 : 2007年3月22日
出願人 : 公立大学法人横浜市立大学 発明者 : 佐々木 津 外1名

発明の名称 : MHC遺伝子の転写因子結合配列を含む発現ベクター

【課題】 発現ベクターを用いた核酸医薬における導入遺伝子の発現量を増大させ、更に、核酸医薬の中でも遺伝子ワクチンにおける導入遺伝子の発現量の増大と導入遺伝子から合成された蛋白質に対する抗原特異的な免疫反応を増強する。
【解決手段】 脊椎動物の細胞内で主要組織適合遺伝子複合体(MHC)エンハンセオソームとの結合能を有する転写因子結合配列を含む改変プロモータを含有することを特徴とする発現ベクターを提供する。

ホスフォリパーゼDなどのタンパク質を効率良く生産する

2007年09月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2000-239132 出願日 : 2000年8月7日
公開番号 : 特許公開2002-51780 公開日 : 2002年2月19日
出願人 : 財団法人新産業創造研究機構 発明者 : 福田 秀樹 外4名

発明の名称 : プロモーター、それを有するベクター、および組換え微生物、並びにタンパク質の製造方法

【課題】 ホスフォリパーゼDなどのタンパク質を効率良く生産できる、プロモーター、それを用いたベクター、および組換え微生物、並びにタンパク質の製造方法を提供する。
【解決手段】 ストレプトバーティシリウム・シンナモニウムのDNA由来の塩基配列であり、タンパク質生産のためのタンパク質用塩基配列の上流側に結合されて、上記タンパク質生産能の向上活性を有しているプロモーター、それを用いたベクター、および組換え微生物、並びにタンパク質の製造方法。

細胞表層に提示された酵素の活性を高める方法

2007年09月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2004-327182 出願日 : 2004年11月11日
公開番号 : 特許公開2006-136223 公開日 : 2006年6月1日
出願人 : バイオ・エナジー株式会社 発明者 : 橋本 恒治 外4名

発明の名称 : 細胞表層に提示された酵素の活性を高める方法

【課題】 細胞表層に提示された酵素において、より酵素活性を高めるための方法を提供すること。
【解決手段】 本発明の細胞表層に提示された酵素の活性を高める方法は、細胞表層に酵素を提示する組換え微生物を凍結乾燥する工程、および該凍結乾燥した微生物を水に懸濁して室温にて少なくとも4日間保存する工程を含む。好適な実施態様では、この微生物は酵母であり、そして酵素はリパーゼである。 バイオ塾情報創庫DB>>2007-09-26

糸状菌においてタンパク質を分泌生産する方法

2007年09月26日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願2005-376688 出願日 : 2005年12月27日
公開番号 : 特許公開2007-174962 公開日 : 2007年7月12日
出願人 : バイオ・エナジー株式会社 外1名 発明者 : 福田 秀樹 外3名

発明の名称 : 糸状菌においてタンパク質を分泌生産する方法

【課題】糸状菌においてタンパク質を効率的に分泌生産する遺伝子およびベクターの提供。
【解決手段】目的のタンパク質の細胞外分泌を補助し得るペプチドをコードする遺伝子であって、特定な配列のアミノ酸配列をコードする塩基配列からなる遺伝子、および、この遺伝子を含むベクター。糸状菌は、アスペルギルス・オリゼとすることが好ましく、有用タンパク質の効率的な生産が可能となる。

植物において外来遺伝子を安定に発現させる導入方法

2007年09月26日 | 植物&農業
出願番号 特願平11-253174 公開番号 特開2000-228925
特許番号 特許第3777416号
出願日 平成11年9月7日(1999.9.7)
公開日 平成12年8月22日(2000.8.22)
発明者 新名 惇彦 吉田 和哉 加藤 晃 赤坂 甲治 久住 高章 田中 良和
出願人 国立大学法人 奈良先端科学技術大学院大学

従来技術、競合技術の概要 植物に種々の性質を付与する目的で、外来の遺伝子を導入した形質転換植物が作製されているが、その場合に個体間による導入遺伝子発現のばらつきが大きいことが問題となる。このばらつきは、導入された染色体上の位置によると考えられている。外来遺伝子が活性化クロマチン領域に挿入された場合には高い発現が得られ、反対に不活性化クロマチン領域に挿入された場合には十分な発現が得られないとされ(Galli,1:166-172,Current opinion in plant technology (1998) 1:166-172, Matzke et al.,Current opinion in plant technology (1998) 1:142-148 )、このような現象はポジション効果と呼ばれている。このようなポジション効果のために植物に導入したトランスジーンは、しばしば全く発現しないか、発現しても弱いか、あるいは発現しても植物の成長や外環境により発現しなくなることがある。この現象は遺伝子組み換え植物の商業化に際し障害となっており、導入遺伝子の発現を安定化する手法の確立が必要とされる。J-Store >> 特許コード P07A010541

コーヒー属植物の形質転換体の作成方法、形質転換コーヒー植物

2007年09月26日 | 植物&農業
出願番号 特願平11-347812 公開番号 特開2000-245485
特許番号 特許第3286733号
出願日 平成11年12月7日(1999.12.7)
公開日 平成12年9月12日(2000.9.12)
発明者 佐野 浩 草野 友延 出願人 奈良先端科学技術大学院大学長

従来技術、競合技術の概要 コーヒーは、その実を収穫するために、商業的に大規模に植えつけられている灌木である。コーヒー属植物を遺伝学的に改良するためには、分子的な育種が望ましい技術であるが、遺伝子形質転換によるトランスジェニックコーヒー植物の作成は、その再分化と遺伝子導入が困難であったため、他の作物と比べて遅れていた。 J-Store >> 特許コード P07A010542