バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

睡眠誘発作用を有するプロスタグランジン誘導体

2007年09月14日 | 医療 医薬 健康
式【化1】

出願番号 : 特許出願平11-297579 出願日 : 1999年10月20日
公開番号 : 特許公開2001-122786 公開日 : 2001年5月8日
出願人 : 大正製薬株式会社 外1名 発明者 : 佐藤 史衛 外4名

発明の名称 : 睡眠誘発剤

【課題】本発明の目的は、従来知られているPGD2誘導体よりも安定で、かつ睡眠誘発作用を有するプロスタグランジン誘導体を提供することにある。
【解決手段】式【化1】
(式中、Aはエチレン基又はビニレン基を示し、Xはハロゲン原子を示し、Yは(CH2)mで表される基、ビニレン基又はフェニレン基を示し、mは1~3の整数を示し、Zはエチレン基、ビニレン基、エチニレン基、OCH2又はS(O)nCH2を示し、nは0、1又は2を示し、R1はC3-10のシクロアルキル基、C1-4のアルキル基で置換されたC3-10のシクロアルキル基、C3-10シクロアルキル-C1-4アルキル基、C5-10のアルキル基、C5-10のアルケニル基、C5-10のアルキニル基又は架橋環式炭化水素基を示し、R2は水素原子、C1-10のアルキル基又はC3-10のシクロアルキル基を示す。)で表されるプロスタグランジン誘導体、その製薬学的に許容される塩又はその水和物を有効成分とする睡眠誘発剤。

プロスタグランジンD受容体、その製造方法

2007年09月14日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平6-75382 出願日 : 1994年3月22日
公開番号 : 特許公開平7-258295 公開日 : 1995年10月9日
出願人 : 小野薬品工業株式会社 発明者 : 市川 厚 外2名

発明の名称 : プロスタグランジンD受容体、その製造方法、その受容体をコードするDNA、そのDNAからなるベクターおよびそのベクターで形質転換された宿主細胞

【構成】哺乳動物のプロスタグランジン(PG)D受容体、その製造方法、その受容体をコードするDNA、そのDNA配列に選択的にハイブリダイズするフラグメント、そのDNAからなる複製または発現ベクターおよびそのベクターで形質転換された宿主細胞。
【効果】本発明のポリペプチドは、それ自体、PGD2 と特異的に結合するのでPGD2 の過剰産生によって生ずる疾患の予防あるいは治療剤、例えば、免疫賦活剤、出血傾向の抑制剤等として用いることができる。また、PGD2 のアゴニストまたはアンタゴニスト活性を有する物質のスクリーニングに用いられる。

ヒト由来プロスタサイクリンシンターゼ

2007年09月14日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願2006-113906 出願日 : 2006年4月17日
公開番号 : 特許公開2006-262902 公開日 : 2006年10月5日
出願人 : 田邉 忠 発明者 : 田邉 忠

発明の名称 : ヒト由来プロスタサイクリンシンターゼ

【課題】ヒト由来PGISのアミノ酸配列を明らかにし、当該ヒト由来PGIS及び該PGISをコードするDNAを提供すること。
【解決手段】ヒト由来プロスタサイクリンシンターゼ(PGIS)の特定アミノ酸配列をコードする塩基配列を有するDNAを含むDNA、該DNAを含有するベクター、該ベクターで形質転換された宿主細胞、該宿主細胞を培地中で培養することによるヒト由来PGISの製造法。ヒト由来PGISのアミノ酸配列を有するポリペプチド、当該ヒト由来PGISに反応性を示す抗体。該DNA又は該DNAを含有するベクターを含有する医薬組成物。該DNA又は該DNAを含有するベクターを生体内に導入することを特徴とするPGI2産生の促進方法、又はPGI2産生低下に起因する疾患の処置方法。

出願番号 : 特許出願2005-59729 出願日 : 2005年3月3日
公開番号 : 特許公開2005-176855 公開日 : 2005年7月7日
出願人 : 田邉 忠 発明者 : 田邉 忠

発明の名称 : ヒト由来プロスタサイクリンシンターゼ

【課題】 ヒト由来PGISのアミノ酸配列を明らかにし、当該ヒト由来PGIS及び該PGISをコードするDNAを提供すること。
【解決手段】 実質的に配列番号12で示されるヒト由来プロスタサイクリンシンターゼ(PGIS)のアミノ酸配列をコードする塩基配列を有するDNAを含むDNA、該DNAを含有するベクター、該ベクターで形質転換された宿主細胞、該宿主細胞を培地中で培養することによるヒト由来PGISの製造法。実質的に配列番号12で示されるヒト由来PGISのアミノ酸配列を有するポリペプチド、当該ヒト由来PGISに反応性を示す抗体。該DNA又は該DNAを含有するベクターを含有する医薬組成物。該DNA又は該DNAを含有するベクターを生体内に導入することを特徴とするPGI2産生の促進方法、又はPGI2産生低下に起因する疾患の処置方法。

組換えレトロウイルスベクター

2007年09月14日 | からだと遺伝子
出願番号 : 特許出願平7-39593 出願日 : 1995年2月28日
公開番号 : 特許公開平8-228775 公開日 : 1996年9月10日
出願人 : 株式会社大塚製薬工場 発明者 : 板倉 光夫

発明の名称 : 組換えレトロウイルスベクター、該ベクターを導入した細胞、組換えレトロウイルス及び該ウイルスを感染させたTリンパ球

【構成】本発明は、5′端及び3′端のLTR配列、プライマー結合配列、ポリプリン配列並びにパッケージングシグナルを少なくとも有し且つgag、pol及びenvの構造遺伝子の少なくとも一部を欠くレトロウイルスベクターに、IL-10又はその誘導体をコードする遺伝子及び該遺伝子発現のためのプロモーター配列を挿入したことを特徴とする組換えレトロウイルスベクター、該組換えレトロウイルスベクターを挿入した細胞、該細胞から産生される組換えレトロウイルス及び該組換えレトロウイルスを膵臓ランゲルハンス島β細胞を特異的に認識するTリンパ球に感染させて得られるIL-10発現Tリンパ球を提供する。
【効果】本発明IL-10発現Tリンパ球は、糖尿病の予防及び治療に有用である。

キメラ酸化酵素の製造方法

2007年09月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-347122 出願日 : 1986年8月12日
公開番号 : 特許公開平8-228776 公開日 : 1996年9月10日
出願人 : 工業技術院長 発明者 : 藪崎 義康 外4名

発明の名称 : キメラ酸化酵素の製造方法

【課題】1原子酸素添加活性が増強されたラット肝チトクロムP-450を製造する方法を提供すること。
【解決手段】ラット肝チトクロムP-450遺伝子の1原子酸素添加活性に必要な領域とラット肝NADPH-チトクロムP-450還元酵素遺伝子の還元力供給能発揮に必要な領域を接続し構築したキメラ酸化酵素遺伝子を含む該酸化酵素を発現する酵母発現プラスミドを保持する形質転換酵母菌株を培養することを特徴とするチトクロムP-450の有する1原子酸素添加活性とNADPH-チトクロムP-450還元酸素の有する還元力供給能を併せ持つキメラ酸化酵素の製造方法。


混成タンパク質生産用融合遺伝子

2007年09月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平8-22430 出願日 : 1983年5月12日
公開番号 : 特許公開平8-228777 公開日 : 1996年9月10日
出願人 : プレジデント・アンド・フェロウズ・オブ・ハーバード・カレッジ 発明者 : ジョン アール.マーフィ

発明の名称 : 混成タンパク質生産用融合遺伝子

【課題】 標的細胞に対して毒素を選択的に結合せしめる混成タンパク質を生産させるための融合遺伝子を提供する。
【解決手段】 混成タンパク質を予定された類の細胞に選択的に結合させるのに有効な細胞結合配位子の結合ドメインの少なくとも一部分をコードする第1の断片と、当該部分に結合したジフテリア毒素の断片Aの如きものを細胞膜の中へまたはこれを通って転移させることが出来るジフテリア毒素の転移ドメインの少なくとも一部をコードする第2の断片を含む、融合遺伝子を作成する。

新規なリパーゼ遺伝子及びそれを用いたリパーゼの製造方法

2007年09月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-38527 出願日 : 1995年2月27日
公開番号 : 特許公開平8-228778 公開日 : 1996年9月10日
出願人 : 昭和電工株式会社 発明者 : 米田 正 外3名

発明の名称 : 新規なリパーゼ遺伝子及びそれを用いたリパーゼの製造方法

【構成】 シュードモナス sp.(Pseudomonas sp.) SD705株の染色体DNAより単離されたリパーゼ遺伝子。該リパーゼ遺伝子を使用するリパーゼの製造方法。
【効果】 該リパーゼ製造方法により、リパーゼを効率良く生産出来る。

組換え胆汁酸塩活性化リパーゼの高収率発現方法

2007年09月14日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-39889 出願日 : 1995年2月28日
公開番号 : 特許公開平8-228779 公開日 : 1996年9月10日
出願人 : 明治乳業株式会社 発明者 : 村杉 章 外1名

発明の名称 : 組換え胆汁酸塩活性化リパーゼの高収率発現方法

【構成】 C末端のアミノ酸の繰り返し構造の一部を欠失させた又は欠失させない胆汁酸塩活性化リパーゼ遺伝子を組込んだピキア酵母を、炭素源を十分供給して増殖させ、次に15~30℃、溶存酸素20%飽和以下でメタノール誘導により胆汁酸塩活性化リパーゼを発現せしめる。
【効果】 天然の胆汁酸塩活性化リパーゼと同等の活性を有する遺伝子組換えによる胆汁酸塩活性化リパーゼを高収率で発現せしめる。

鶏のマクロファージの膜蛋白質をコードするDNA、該DNAを含むベクターおよび形質転換体

2007年09月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平7-56828 出願日 : 1995年2月22日
公開番号 : 特許公開平8-228780 公開日 : 1996年9月10日
出願人 : 農林水産省家畜改良センター所長 外1名 発明者 : 山本 あや 外2名

発明の名称 : 鶏のマクロファージの膜蛋白質をコードするDNA、該DNAを含むベクターおよび形質転換体

構成】 鶏のマクロファージの膜蛋白質であり、そのアミノ酸配列中に配列表の配列番号2に記載のアミノ酸番号1から482までのアミノ酸配列を含む蛋白質をコードするDNA、当該DNAを含む組換えベクターおよび当該ベクターで形質転換された大腸菌。
【効果】 本発明により、鶏の細胞内侵襲性細菌に対する抵抗性に関与するマクロファージのイオン透過性に関わる膜蛋白質をコードする遺伝子が提供され、これを利用して細胞内侵襲性細菌に対して抵抗性を有する鶏を作出することが可能となる。


ヒトBCDFの製造方法

2007年09月14日 | 医療 医薬 健康
出願番号 : 特許出願平7-328774 出願日 : 1986年8月6日
公開番号 : 特許公開平8-228786 公開日 : 1996年9月10日
出願人 : 岸本 忠三 外1名 発明者 : 岸本 忠三 外3名

発明の名称 : ヒトBCDFの製造方法

ヒトBCDFは本発明により物質としての存在が初めて発明され、免疫不全による疾患等に汎く治療薬として利用しうる有用な物質である。

【課題】 ヒトBCDFの製造方法を提供すること。
【解決手段】 ヒトBCDF活性を有するポリペプチドをコードする遺伝子及び真核生物の細胞中で複製可能なベクターDNAよりなる組み換えDNA体により形質転換された真核生物細胞を培地中にて培養し、生産されたヒトBCDFを採取することを含むヒトBCDFの製造法。