バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

イネ遺伝子:“ピンポイント”組み換え、農業生物資源研など成功 品種改良効率向上へ

2007年09月16日 | 植物&農業
特定の除草剤に耐性をもつイネを、必要な遺伝子だけをピンポイントで組み換えてつくることに、農業生物資源研究所(茨城県つくば市)などのグループが13日、世界で初めて成功したと発表した。これまでの遺伝子組み換え技術は、本来組み換えたくない遺伝子でも組み換えが起きたり、DNA上の意図しない場所に遺伝子が組み込まれるなど、期待通りの品種をつくることが難しかった。新技術の効率を向上させることで、デザイン通りの品種改良ができるようになると期待している。毎日新聞 2007年9月13日 東京夕刊

薬剤耐性遺伝子、海の細菌から人体へ移動も 愛媛大研究

2007年09月16日 | からだと遺伝子
抗生物質を効かないようにする薬剤耐性遺伝子は、自然界の海洋細菌から、人の体内にもいる大腸菌や腸球菌に移動しやすいことが分かった。耐性菌を含んだ生魚などを食べると、使ったことのない抗生物質でも効かなくなる可能性を示す結果だという。松山市で開催中の日本微生物生態学会と国際微生物生態学シンポジウムアジア大会の合同学会で、愛媛大沿岸環境科学研究センターの鈴木聡教授らが17日、発表する。 Asdahi.com.,2007-09-16