バイオの故里から

バイオ塾主宰・Dr.Kawanoの日々、収集している情報(DB原稿)をバイオ塾メンバー向けて公開しています。

サルモネラ菌、宇宙飛行後に病原性増大…シャトルで実験

2007年09月25日 | 菌類 細菌
食中毒の原因菌として知られるサルモネラ菌が宇宙の無重力環境で増殖すると、病原性が増大することが、スペースシャトルでの実験で明らかになった。近く米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。アリゾナ州立大などの研究チームは、昨年9月に飛行したシャトルに、サルモネラ菌の培養装置を搭載。地上でも光や温度などの条件を全く同じにした装置で培養した。読売新聞 2007-09-25

抗アネキシンVモノクローナル抗体並びにその製法及びその利用

2007年09月25日 | 創薬 生化学 薬理学
国際出願番号 : PCT/JP95/02305 国際出願日 : 1995年11月10日
国際公開番号 : WO96/15152 国際公開日 : 1996年5月23日
出願人 : 国際試薬株式会社 発明者 : 金子 昇 外3名

発明の名称 : 抗アネキシンVモノクローナル抗体並びにその製法及びその利用

ヒトアネキシンV、又はヒトアネキシンV及びイヌアネキシンVにより抗原として使用して得られる、抗原蛋白質のアネキシンVの抗原決定部位に対し結合特異性を有し、免疫グロブリンGに属する抗アネキシンVモノクローナル抗体を産生する性質を有するハイブリドーマ細胞系を作製し、このハイブリドーマ細胞系によりアネキシンVモノクロナル抗体を産生する。この産生されたアネキシンVモノクロナル抗体を使用して心筋梗塞及び狭心症の診断する診断剤、及び夫々ハイブリドーマ細胞系から産出される第一及び第二のアネキシンVモノクロナル抗体を使用して検体中のヒトアネキシンVを定量して、心筋梗塞及び/又は狭心症の診断を行う、この場合、検体中のヒトアネキシンVを、第一の抗アネキシンVモノクローナル抗体と抗原抗体反応させて、ヒトアネキシンV抗原-抗アネキシンVモノクローナル抗体複合体を形成し、この形成されたヒトアネキシンV抗原-抗アネキシンVモノクローナル抗体複合体のアネキシンV抗原部に、標識された抗アネキシンVのポリクローナル又は第二のモノクロナル抗体を結合させ、前記ヒトアネキシンV抗原-抗アネキシンVモノクローナル抗体複合体のポリクローナル又は第二のモノクロナル抗体の標識結合体を形成し、この形成された標識結合体を定量する。

小胞に生体高分子物質を高度に充填する方法

2007年09月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-506169 出願日 : 1994年7月8日
公表番号 : 特許公表平9-501169 公表日 : 1997年2月4日
出願人 : オパーバス ホールディング ビー ヴィ 発明者 : バーレンホルツ イェチェスケル 外1名

発明の名称 : 小胞に生体高分子物質を高度に充填する方法

いずれの原料に由来してもよいヒトの生化学的又は生理学的システムにおいて機能する生体高分子物質を小胞に高度に充填する方法であって、前記物質が好ましくは酵素、前酵素、補助因子、ビリオンのようなミクロン以下の粒子、成長因子、サイトカイン、リボソーム、B型肝炎表面抗原、オリゴ及びポリヌクレオチド、抗体並びに/又は抗原であり、前記小胞が両親媒性物質により形成され、以下の工程:a)水に不混和性の有機溶媒中で脂質小胞を形成するのに適当な脂質を混合すること;或いは、乾燥した脂質又は脂質混合物を何らかの形態(粉末、顆粒など)で直接使用することもできる、b)固体支持体の存在下で溶媒を除去すること;c)工程b)の生成物を、生理的に相溶性の溶液中の被包化すべき物質の溶液に入れること;d)可溶化又は分散化させる性質を持つ有機溶媒を加えること;及びe)工程d)で得られたフラクションを被包化すべき物質の機能が保持される条件下で乾燥させること、を含む方法。

植物におけるトレハロースの生産

2007年09月25日 | 健康・栄養機能性成分
出願番号 : 特許出願平7-503286 出願日 : 1994年6月30日
公表番号 : 特許公表平9-501313 公表日 : 1997年2月10日
出願人 : モーゲン インターナショナル ナームロゼ フェンノートシャップ 発明者 : フケマ,アンドレアス 外3名

発明の名称 : 植物におけるトレハロースの生産

本発明は、その植物宿主内での、(a)その植物宿主内で機能する転写開始領域、(b)トレハロース・ホスフェート・シンターゼ(trehalose phosphate synthase)活性をコードする DNA配列、及び場合により、(c)その植物宿主内で機能する転写終止配列、を配列内に含んで成る植物発現性遺伝子の存在により、植物宿主内でのトレハロースの生産方法を提供する。

増強された抗生物質組成物

2007年09月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-528841 出願日 : 1995年5月9日
公表番号 : 特許公表平9-501702 公表日 : 1997年2月18日
出願人 : 旭化成工業株式会社 発明者 : 久保 伊佐夫 外1名

発明の名称 : 増強された抗生物質組成物

β-ラクタム系抗生物質(例えば、メチシリン)及び炭素数11~15の飽和又は不飽和であって且つ直鎖状又は分枝状の脂肪族アルコール抗生物質よりなる群から選ばれる抗生物質と、2-ヒドロキシ-6-R-安息香酸(Rは、炭素数10~15の飽和又は不飽和脂肪族炭化水素基)構造を持つ抗菌活性を有する増強剤(例えば、アナカルド酸)とを含有してなる抗生物質組成物、及びポリミキシンと、インドール、3位置換インドール及びアルケニルアルデヒドよりなる群から選ばれる抗菌活性を有する増強剤とを含有してなる抗生物質組成物などの、抗生物質と、抗菌活性を有する増強剤とを含有してなる抗生物質組成物が開示される。本発明の抗生物質組成物は、非常に少量の抗生物質で、微生物を殺菌したり或いはその成長を抑制することができる。本発明の抗生物質組成物に用いられる増強剤は、グラム陰性菌及びグラム陽性菌、更には酵母などの真菌に対し、抗生物質の効力の増大にも効果がある。


インターフェロンおよびインターロイキンを含む超タンパク質

2007年09月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-502180 出願日 : 1994年6月10日
公表番号 : 特許公表平9-501827 公表日 : 1997年2月25日
出願人 : ペストカ バイオメディカル ラボラトリーズ インコーポレイテッド 発明者 : ペストカ シドニー

発明の名称 : インターフェロンおよびインターロイキンを含む超タンパク質

新規な一群のポリペプチドが、かかるポリペプチドの同定並びに生産方法と共に開示され、該ポリペプチドは疾患状態、特に腫瘍および血液一媒介悪性疾患に固有の特性をもつ。これらの新規なポリペプチドは活性であり、かつ治療の目的にとって有用であると考えられる。

ポリヒドロキシアルカノエートを生産する方法

2007年09月25日 | 植物&農業
出願番号 : 特許出願平7-507156 出願日 : 1994年8月17日
公表番号 : 特許公表平9-501832 公表日 : 1997年2月25日
出願人 : ミシガン、ステート、ユニバーシティー 発明者 : ソマービル,クリストファー ローランド 外2名

発明の名称 : 高等植物の色素体においてポリヒドロキシブチレートおよび関係するポリヒドロキシアルカノエートを生産する方法

本発明は、ポリ-D-(-)-3-ヒドロキシ酪酸(PHB)および関係するポリヒドロキシアルカノエート(PHA)を植物の色素体において生産する方法に関する。PHBの生産は、微生物からの修飾された遺伝子で植物を遺伝的に形質転換することによって達成される。これらの遺伝子は、アセチル-CoAまたは関係する代謝物からPHBを合成するために要求される酵素をコードし、そして色素体に酵素を標的化するために追加の植物の配列と融合される。


微生物の検出及び計数法

2007年09月25日 | 菌類 細菌
出願番号 : 特許出願平7-507261 出願日 : 1994年8月17日
公表番号 : 特許公表平9-501835 公表日 : 1997年2月25日
出願人 : バイヤースドルフ・アクチエンゲゼルシヤフト 発明者 : マイアー,ビアンカ 外3名

発明の名称 : 微生物の検出及び計数法

ヒト又は動物の皮膚上に存在する、個々の微生物及び/又は微生物の全体の群を検出するための、そして/又は選択的に定量するための美容学的又は皮膚科学的方法であって、ヒト又は動物の皮膚の微生物叢のサンプルが採取された後、このサンプルは脱抑制培地で処理され、このようにして調製されたサンプルは、微生物の特定の群に対しては好適な生育条件を示すがその他の微生物に対しては好ましくない生育条件を示す培地に添加され、その結果選択培養物が生成され、そしてこの選択培養物が十分長い期間培養され、そのため、それに対しその培地が好適な生育条件を示す微生物群のみが増殖する機会を有し、それと共に代謝生成物なかでもCO2が生成され、それは培地自体の中又はその目的のために提供されそして指示培地を含む試験容器中に収集され、そしてその代謝生成物の濃度は、培地及び/又は試験容器中の指示培地の交流(AC)抵抗の変化により説明され、そして、適切な基準設定の後、算術的方法により選択培地中の微生物数に関連付けられることを特徴とする方法。



感受性が高い、過剰反応性の、そして低活性の皮膚状態に対する物質

2007年09月25日 | 創薬 生化学 薬理学
出願番号 : 特許出願平7-507355 出願日 : 1994年8月26日
公表番号 : 特許公表平9-501925 公表日 : 1997年2月25日
出願人 : バイヤースドルフ・アクチエンゲゼルシヤフト 発明者 : キーハニ,レザ 外4名

発明の名称 : 感受性が高い、過剰反応性の、そして低活性の皮膚状態、アクネの形態、アトピー性皮膚炎、乾癬、痒疹、光線皮膚病、魚鱗癬及びウイルス感染症に対する物質類

感受性の高い、過剰反応性のそして皮膚炎の素因をもつ皮膚、アクネの形態、欠陥をもつかもしくは低活性の老年皮膚症並びに、アトピー性皮膚炎、神経性皮膚炎、アトピー性湿疹及び脂漏性皮膚炎のような著明なアトピー性皮膚炎並びに、多形性光線皮膚病、マロルカアクネ、光線皮膚炎のような光線による皮膚病並びにまた痒疹の形態、痒み症の形態、乾癬の形態、しゅさ、魚鱗癬並びに、単純疱疹、帯状疱疹もしくは口唇疱疹のようなウイルス感染症、の予防及び治療のための、抗酸化剤の群から選ばれる1種類の化合物もしくは数種類の化合物及び/又は、内因性エネルギー代謝及び/又は内因性の、酵素の抗酸化剤系、特に皮膚のそれを正常レベルに調節するか又は正常レベルを維持するような活性化合物の群から選ばれる1種類の活性化合物もしくは数種類の活性化合物の使用。

核酸回収方法および核酸回収装置

2007年09月25日 | BioTech生物工学 遺伝子工学
出願番号 : 特許出願平7-233121 出願日 : 1995年9月11日
公開番号 : 特許公開平9-37763 公開日 : 1997年2月10日
出願人 : 日幸工業株式会社 発明者 : 有澤 準二 外5名

発明の名称 : 核酸回収方法および核酸回収装置

【目的】 一回の簡単な操作によって核酸の回収を可能とすることで、連続的に核酸を回収できる核酸回収方法および核酸回収装置を提供する。
【構成】 微生物を含む溶液58が供給される容器12と、導電性金属が被覆された中空糸膜50からなり、溶液58に通電する電極と、この電極にパルス波を通電するパルス発振装置20と、金属被覆中空糸膜50内部にある溶液58を吸引するマイクロポンプ56とを有する。

【従来の技術】医療産業における遺伝子組み替え技術の発達により、生物製剤の製造は遺伝子組み替えにより行われつつある。例えば、ヒトインシュリンや肝炎の治療に普及しつつあるインターフェロン、または抗癌剤として期待されているインターロイキン等、多くのタンパク液性因子が難治疾患の治療薬として使用されている。これらタンパク質因子は、人の遺伝子を大腸菌等に組み込み、菌にこれらを産生させその後、目的物を菌体の外に放出する遺伝子を別に組み込むか、または菌体を別の酵素で溶かし内容物を回収する方法により製造されている。
【0003】しかし、これらの方法は、数回の操作段階を必要とするため、連続的にタンパク質を回収できないという問題点がある。
【0004】そこで、特開平7-68268号公報に記載されているように、一回の操作によってタンパク質および各種ホルモンの回収を可能とし、連続的にタンパク質および各種ホルモンを回収できるタンパク質回収方法およびその装置が提供されている。また、この公報には、短時間の通電で所望の殺菌性能が得られる除菌方法およびその装置や、さらに殺菌後の菌体を除去できる除去方法およびその装置が開示されている。
【0005】また、近年では、遺伝子工学の急速な発展により、組み替えた細菌から目的の遺伝子やタンパク質を取り出すことが日常化しているが、この取り出し方法としては、酵素で菌体を溶かすか、超音波等で菌体を物理的に破壊する方法が行われている。