2017年1月19日 木曜日
事の顛末は後回しにしておいて、
ショウサイフグの幼魚である。

いや、釣ったといえるんかどうかは・・・・・・
サヨリ用のアミエビが余っとるし、スーパーでかきあげ用の小エビも買っちょる。
陽気もいい。
シロメバルなどいろいろな魚を釣った岩礁帯へと出かけた。
この季節の川釣りはどうしても越冬のためにたまってるポイントにしぼっていくことになる。
間違いなく釣れるのではあるが、間違いなく「釣り荒れ」をして悪影響になる。
この先何年も何十年も誰もが釣りを楽しめるような環境はなるべく手をつけずにしておかんとね。
春になるまでしばらくは海辺へと向かうのである。
おるおる。シロメバルいっぱいおるど。
まったく食おうとせんがな。
いろいろやっても釣れるのは、ヒガンフグ・ドロメ・アカオビシマハゼなのである。
しょうがないわ、移動じゃ!
腰ほどの低い防波堤に沿って歩きながら魚を探す。
砂地の底に小さなフグやクロダイが見える。
仕掛けがやっと届く距離なので大変であるが試してみる。
「クサフグじゃあ!」を繰り返すことになる。
フグは引きが弱く「ヌルーッ」と上がってくるのであまり面白くはない。
9匹釣って「ツ抜け」を避けるために再び歩いて移動。
相棒が岸壁をつっついているフグを見つける。
エサを落とす。食いつく。上げる途中で落とす。フグなぜか逃げない。
エサを落とす。食いつく。上げる途中で落とす。フグなぜか逃げない。
2回繰り返した後に釣り上げたのがヒガンフグの幼魚である。
ヒガンフグは恐れを知らんね。
岸壁沿いを歩きつつ、こんなことしてるうちにヒガンフグも6匹となる。
「クサフグとヒガンフグ、しっかりすみわけとるんじゃなあ。ええ勉強になったわ。」
「それにしても前に釣ったコモンフグはレア物じゃったんじゃねえ。」
ホントたまたま出会い、二度と釣れんというケースが多いのである。
左のバケツがこの場所での釣果なのである。

「せっかく来たんじゃけえ。チャガラの漁港へ行くか?」
というわけで移動。
波止にチャガラの姿なし。
「深みへと移動したんじゃ。あの日もたまたまじゃったんじゃ。」
と、ちょっぴり肩を落としつつ、のんびり階段にすわりこんで竿を出す。

右のバケツのように、クサフグの連発となる。
私が9匹、相棒が6匹釣ったところで「ツ抜け」を避けるために移動しようとしとると、
ドンブラコドンブラコ、ゆっくり流れてきたんがこのショウサイフグなのである。
何度も失敗しつつ、なんとか針を胸ビレに引っ掛けて釣り上げたんである。
「ありゃ生きとるで!」とあわててバケツに入れる。
が、混雑しとるので、すぐ観察ケースに入れ直す。
撮影もそこそこにすませ、バタバタと海へと戻してやったのである。
今思えば「何という浅はかなことをしたんじゃ!」である。
体色がうす茶色のコモンフグだと思い込んでいたのである。
帰宅後調べてみて、腹ビレの白さといい、スベスベしたさわり心地といい、
「ショウサイフグじゃったんとちゃうんかー!」なのである。
じっくり撮影記録すればよかったと反省しきりなのである。
しかも、「釣ったといえるのだろうか?」という疑念がぬぐってもぬぐっても消えんのんである。
おそらくこのショウサイフグ、底引き漁師さんが採ってきたもんである。
あまりに小さく商品にならんのんでポイしたんである。
その証拠に「尾ビレがずいぶんとすりきれとる」んである。
クサフグやヒガンフグが沿岸へ近づくのに対し、深場にいることが多いらしい。
コモンフグもだがホントに幸運に恵まれているとしか思えんのんである。
ま、そういうめぐり合わせなのだし、
「水中に生きとるもんを針にかけて上げた」んじゃから、釣ったんである。
※追記 2017年2月15日に活きのいいショウサイフグを漁師さんにもらい撮影。
事の顛末は後回しにしておいて、
ショウサイフグの幼魚である。

いや、釣ったといえるんかどうかは・・・・・・
サヨリ用のアミエビが余っとるし、スーパーでかきあげ用の小エビも買っちょる。
陽気もいい。
シロメバルなどいろいろな魚を釣った岩礁帯へと出かけた。
この季節の川釣りはどうしても越冬のためにたまってるポイントにしぼっていくことになる。
間違いなく釣れるのではあるが、間違いなく「釣り荒れ」をして悪影響になる。
この先何年も何十年も誰もが釣りを楽しめるような環境はなるべく手をつけずにしておかんとね。
春になるまでしばらくは海辺へと向かうのである。
おるおる。シロメバルいっぱいおるど。
まったく食おうとせんがな。
いろいろやっても釣れるのは、ヒガンフグ・ドロメ・アカオビシマハゼなのである。
しょうがないわ、移動じゃ!
腰ほどの低い防波堤に沿って歩きながら魚を探す。
砂地の底に小さなフグやクロダイが見える。
仕掛けがやっと届く距離なので大変であるが試してみる。
「クサフグじゃあ!」を繰り返すことになる。
フグは引きが弱く「ヌルーッ」と上がってくるのであまり面白くはない。
9匹釣って「ツ抜け」を避けるために再び歩いて移動。
相棒が岸壁をつっついているフグを見つける。
エサを落とす。食いつく。上げる途中で落とす。フグなぜか逃げない。
エサを落とす。食いつく。上げる途中で落とす。フグなぜか逃げない。
2回繰り返した後に釣り上げたのがヒガンフグの幼魚である。
ヒガンフグは恐れを知らんね。
岸壁沿いを歩きつつ、こんなことしてるうちにヒガンフグも6匹となる。
「クサフグとヒガンフグ、しっかりすみわけとるんじゃなあ。ええ勉強になったわ。」
「それにしても前に釣ったコモンフグはレア物じゃったんじゃねえ。」
ホントたまたま出会い、二度と釣れんというケースが多いのである。
左のバケツがこの場所での釣果なのである。

「せっかく来たんじゃけえ。チャガラの漁港へ行くか?」
というわけで移動。
波止にチャガラの姿なし。
「深みへと移動したんじゃ。あの日もたまたまじゃったんじゃ。」
と、ちょっぴり肩を落としつつ、のんびり階段にすわりこんで竿を出す。

右のバケツのように、クサフグの連発となる。
私が9匹、相棒が6匹釣ったところで「ツ抜け」を避けるために移動しようとしとると、
ドンブラコドンブラコ、ゆっくり流れてきたんがこのショウサイフグなのである。
何度も失敗しつつ、なんとか針を胸ビレに引っ掛けて釣り上げたんである。
「ありゃ生きとるで!」とあわててバケツに入れる。
が、混雑しとるので、すぐ観察ケースに入れ直す。
撮影もそこそこにすませ、バタバタと海へと戻してやったのである。
今思えば「何という浅はかなことをしたんじゃ!」である。
体色がうす茶色のコモンフグだと思い込んでいたのである。
帰宅後調べてみて、腹ビレの白さといい、スベスベしたさわり心地といい、
「ショウサイフグじゃったんとちゃうんかー!」なのである。
じっくり撮影記録すればよかったと反省しきりなのである。
しかも、「釣ったといえるのだろうか?」という疑念がぬぐってもぬぐっても消えんのんである。
おそらくこのショウサイフグ、底引き漁師さんが採ってきたもんである。
あまりに小さく商品にならんのんでポイしたんである。
その証拠に「尾ビレがずいぶんとすりきれとる」んである。
クサフグやヒガンフグが沿岸へ近づくのに対し、深場にいることが多いらしい。
コモンフグもだがホントに幸運に恵まれているとしか思えんのんである。
ま、そういうめぐり合わせなのだし、
「水中に生きとるもんを針にかけて上げた」んじゃから、釣ったんである。
※追記 2017年2月15日に活きのいいショウサイフグを漁師さんにもらい撮影。
