風間トオルさんが連日、ワッハッハよっこらしょヘークションと、怪演というか爆演している『非婚同盟』、風間さんの役名“伊庭猪士郎”は「いば いのしろう」と読むのですが、声に出しても字で書いても、どうしたって“イボイノシシ”を連想せずにはいられない(倒爆)。
設定昭和50年の48歳、“青年社長”と読んでもさほどムリヤリではない劇中ポジション。トレンディ時代に比べると「少しユルんできましたかねぇ」(←さてSeason何の何話の右京さんでしょう?)感は拭えないものの、まだじゅうぶん二枚目な風間さんが扮しておられるからこそナイスな命名。
中島丈博さん脚本のドラマは、エキセントリックな女性や、普通なのかトロいのかわからん天然女性が入れ代わり立ち代わりいいとこ取り合いになるとたちまちタレますが、男性キャラが立っていて、言動がいちいちおもしろい間は痛快爽快で、絶対に退屈しません。できればこのまま、イボ…じゃなくて猪さんには突っ走りコンプリートしてもらいたいものです。