どうやら当地は昨日で完全に猛暑“終戦”。
今日は、なんと日中の最高気温が、昨日の明け方の最低気温を下回るという、“ひとり時差ボケ”みたいな、ひと晩で季節が移行しちゃったような気候になりました。
先週末から、原因不明の、たぶん夏負けと思われる微熱で臥せっている家族も、こう涼しくなると身動きが楽になるせいか、そわそわ起き出して片付けものを始めたり、TVで高校野球を観たり。
不思議なことに、覚醒直後の朝一番より、洗面して軽いお粥食をとった後や、食後の休息の後、お昼前ぐらいのほうが体温が落ち着いている。涼しくなったとは言っても湿度が高めで寝苦しく睡眠が浅いせいかも知れません。
主治医の内科の先生によれば、血液検査も胸部X線も炎症・感染症の徴候は見当たらないので、安静にしていれば自然と退潮するでしょうとのこと。ホッとしたような、宙ぶらりんなような。
PCで月河がいつも見ている気象庁の全国観測地点別一覧のページを見せ、「今朝は京都(37.7℃)ぐらいあって驚いたけどお昼に津山(37.2℃)になって、いま高松(37.1℃)」「平熱が横浜(35.6℃)か千葉(35.7℃)ぐらいだから、せめて津(36.1℃)ぐらいにならないかな」「姫路(36.2℃)でもいいや」なんて、鉄道少年みたいな話にいつの間にかなっています。
今回、幸いなことに解熱剤を要するまでにはなっていないのですが、救急搬送レベルの高熱から、起き出すわけにいかない程度の微熱、平均的平熱、高齢者のちょっと低めの平熱まで、ずらり日本列島のどこかで最高気温で記録しているというのがすごい。
猛暑と言うより、もはや“日本発熱”。
なんか、化学工業メーカーかエネルギー産業の社名のようだな。
体温と外気温があまり近接してくると、体温中枢も、バランスとるためには下げていいのか、はたまた上げるべきなのか、迷ってしまうのでしょうか。
そう言えば中央競馬の馬インフルエンザ問題も、昨日の第一報から一転、とうとう今週の開催中止が決定しました。夏ローカルの真っ只中で、一線級は夏休み放牧中だったりもしますが、2歳新馬のデビューや、秋GⅠ出走予定組の調整にもじわじわジャブになりそうです。
早めの収束をお願いしたいような、お財布のためにはもう一週ぐらい休んでくれてもいいような。
『金色の翼』第35話は、何が何でも折り返しの今週中に修子vs.槙を対立構図に持ち込もうとするあまり、ちょっと話が強引でした。
今日放送分を味読するためにはかなり“想像力の爪先立ち”が必要です。
放送のない土日にゆっくり、アタリメのように咀嚼することにしましょう。果てしなく味が出るんだな、これが。