ラジオだのビデオだの、時代遅れなアイテムを買い換えるの換えないのと四の五の言ってる場合ではないのでありまして、気がつけばこの記事を書いているパソコンの基幹ソフト…って言うんですか？パソコンをパソコンたらしめているところのその、何だ、アレであるウィンドウズも、来たる2007年、明けて早々には最新バージョン“ビスタ”が発売されるそうです。
てことは、我がXPは、自動的に“ひとつ前”の旧バージョンになってしまう。それだけなら別にかまわないのですが、ウイルスなど悪意の侵入を防ぐセキュリティ・サポートも、新バージョン発売の2年後、つまり2009年1月限りで打ち切りになってしまう。
そんなぁ～！ウィンドウズと言えばマイクロソフト社、マイクロソフト社と言えばビル・ゲイツさん、儲けてんだから、新製品出したら旧製品ユーザーは2年でポイなんて冷たいこと言わないで、極東の島国の末端弱小零細無知蒙昧ユーザーにももっとフレンドリーに、じっくりじんわりねっちり付き合ってよー！と訴えても無駄なようですね。
思えばこのパソコンを買ったのは昨年7月。ネットにもブログにも、メールにも格段の興味はなかったのに、94年の暮れのボーナスで買ったワープロがダウン、修理部品供給ストップ（←この言葉、ここ2～3年で何度聞かされたことか）で使用不能になったことが唯一の購入動機でした。Word初心者向けの本も不承不承買い、完全なるワープロ代替機としてのみ使うこと6ヶ月。住んでいるマンションが光フレッツ導入したことと、「せっかくパソコン入手したんだから当節ネットぐらいは」との家族の勧めで、まあやるだけやってみるかと、広大なネットの海にちょろっと間口を開いたのがようやく今年の1月です。
つまり、XPを本格的に使い込み始めてからはまだまる1年経ってない。なのに早くも次バージョン発売、サポート打ち切りの話って、早いとか、早すぎるとかの次元じゃなく、理不尽にもほどがあると思いませんか。
ウチの中の他の耐久消費財で言えば、洗濯機、炊飯器は8年、掃除機は11年使っています。テレビにいたっては2年前に買い換えるまで、16年。昭和63年から使っていました。
こういう、昭和アナログな、高度成長期オイルショック前チックなジャンルと同列に考える方が根本的に間違っているのか？正直、ハードの容量的なものがこのパソコンで足りるなら、噂の“ビスタ”を使ってみたい気もする自分がすでに居るわけですが。
ネットの海、デジタルの潮流は流れが速すぎ、水深も深すぎて、自分の足で踏ん張ってそこにとどまっていることはおろか、自分のペースで棹差して漕いで行くことも容易ではないようです。
