山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

無投票当選にて「卒原発」まっしぐら?

2013-01-11 18:07:56 | 時評
 その昔、中国や朝鮮の帝王の妃たちは「国の母」と呼ばれていたが、わが山形の女性知事は「県民の母」たる風格を呈しつつあると言える。
 そのせいか、昨日公示された山形県知事選挙において彼女(吉村美栄子氏)の他に立候補する者は一人もおらず、ついに無投票当選により二期目の県政を担うことが決定した。
 公示日の昨日は山形市の伝統行事である「初市」が中心商店街の路上で開かれたが、その雑踏の中に幾本かの幟旗が見えたので、のぞいてみたら、その中心で多くの市民に愛想を振りまいていたのが吉村現知事であった。
 昨年十二月の解散総選挙の直前に滋賀県の嘉田知事が急遽「未来の党」を立ち上げて、「卒原発」に賛同する人たちの票を糾合しようとしたが、結果は惨敗に終わった。
 その「卒原発」を嘉田由紀子知事とともに提唱して再生エネルギーの推進に取り組んだのが、他ならぬ我が山形県知事の吉村氏である。
 しかし吉村氏は総選挙にあたり未来の党の活動はいっさいやってはおらず、あくまで県政が第一を心がけつつも太陽光発電推進に取り組んでいた。
 むろん、太陽光発電などの自然エネルギー利用の推進は決してたやすいものではないし、課題はまだまだ多い。
 

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