山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

穂希もなでしこらしく、そして山形県のホマレ

2012-01-13 07:20:08 | Weblog
 なんか使われていそうもない古風な木造建造物の写真と左右の二人の人物の写真の取り合わせ。
 これでは何を示しているのかわからないのも当たり前。
 でも、左右の人物なら知らぬ者はいないはず。
 そう、左はやっと「大和なでしこ」らしい姿になったホマレ様。
 あの、茶系統に染色したヤマンバ風のぼさぼさ長髪のためにとても「なでしこ」らしさが感じられなかった彼女もようやく「なでしこ」らしい姿を全世界に示せたのは嬉しいことだ。
 日本女子サッカーチームのワールドカップでの優勝にどうも単純に喜んでばかりいられない気分であったのは生まれたままの緑の黒髪姿の選手がマレで茶髪が圧倒的に多い彼女たちに「大和なでしこ」がイメージされる名が与えられていたためで、「日本女性らしさ」を意味する「なでしこ」とひどいミスマッチが感じさせられ、このような感じを持つ者は決して私、ブログ主だけでないことは色んなホームページの書き込みで知ることができた。
 サッカーは確かに強いのだが、これだけではとても「なでしこ」らしいとは言えぬ。
 個人的に日常生活において茶髪金髪を楽しむくらいなら自由かもしれないが、少なくとも「日本」という国家の代表として国際舞台に登場する以上は頭髪の染色はできるならやめてほしいものだ。
これは日本の総理大臣や外務大臣、国連大使が茶髪で国際会議に出てほしくないと思うのと同じなのである。
 さて、この昔懐かしい事務所ビルを思わせる木造建造物は山形県尾花沢市の中心街にある。ただしこの写真は一昨年の秋に同市を訪れた時の撮影なので、今現在はあるいは解体されて消え去っている可能性がある。
この建物、中心街にあるだけに尾花沢では以前は中心的な役割と街のシンボル的性格を担っていたはずであるが、“老朽化”や駐車場不足ということでかつての機能を別の場所の新しい建物に移転させたのであろう。
 しかし、耐震性を含む若干の補強とお色直しをすれば再び街のシンボルとして蘇生することができ、芭蕉関係の遺跡とともに尾花沢のホマレとなることができるはずである。
 えっ、既に「尾花沢のホマレ」が出現している?  そう、確かに然りである。
 尾花沢の空気を吸っていたのは小学生くらいまででしかないが、写真の右側の男性こそ「なでしこジャパン」のワールドカップ優勝に導いただけでなく、国際サッカー連盟から最優秀監督として顕彰された佐々木則夫監督であり、現在尾花沢市は祝賀ムードで包まれている。まさしくこれまた尾花沢のホマレとなっている。

 まさか茶髪を禁止されたくらいで「技」と「士気」が低下するわけではあるまい。
 茶髪が多数派の状態ではたとえロンドン五輪で金メダルを獲得したとしても心の底から喜べないのだ。
 スポーツで世界を制覇しても「日本女性らしさ」「日本文化の行方」が心配になる。日本国民の誰しもが心の底から声援できるようになるためには茶髪を控えるように願いたい。でなければ「なでしこ」の枕言葉を返上し、改名を勧めたいものだ。

まあ、「心の狭い」人物のぼやきと受け取ってもらっても構わない。
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