山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

◆ないしょの話と鶴の恩返しの里を歩く(3)◆

2014-04-08 15:18:39 | Weblog

夕鶴の里の施設全景。左が語り部の館(やかた)、右手が資料館。資料館は小さく見えるが近づくと巨大なる三階建て(→次の写真)。

居宅敷地から眺めた資料館(旧繭蔵)。内部には「鶴の恩返し」等の民話、養蚕、機織り、製糸産業の歴史の資料が展示され(二階、三階)、また民話シアターと再現された昔の囲炉裏部屋などが設置されている。建造にはアメリカから木材が取り寄せられたという。

資料館一階に再現された農家の囲炉裏部屋。障子戸に機織りする鶴女房の姿が映る仕掛けがなされている。

二階の資料展示コーナーに掲示された南陽市域内にかつて存在していた製糸工場の所在地図。所在場所が確認されているものだけで54か所。未確認が32工場。まさしく「羽前エキストラ」の一大シルク王国。

鶴の恩返しの伝承が秘められている珍蔵寺の登り口。夕鶴の里からも近い。

珍蔵寺の山門の前後には落雪がうず高くなっていた。山門に「鶴布山」という山号の表札が掲げられ、まさしく鶴の羽による布の伝承を表している。また、奥の本堂入り口の上にも「布山」の額がある。夏には庭園を見たい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ◆ないしょの話と鶴の恩返しの... | トップ | ◆ないしょの話と鶴の恩返しの... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事