昨日南陽市赤湯の結城豊太郎記念館を訪れたが、この結城豊太郎という名前を聞いたことのある山形県人はどれほど居るだろうか。ましてや具体的な人物像を知る県人となるとさらに一桁少なくなるのではないか。
でも、この記念館に入ると彼はすごい人物であったことがわかる。しかも彼はあくまでも郷里の赤湯を愛する地方人でもあった。
◆彼の略歴:1877出生~1951没 日本興業銀行総裁、日本商工会議所会頭、大蔵大臣、日本銀行総裁を歴任。東大安田講堂建設に尽力 山形市出身の三浦新七、山辺町出身の安達峰一郎とも親交
◆写真説明 [上]①結城豊太郎記念館入り口の門(臨雲文庫表門)=元は薩摩藩主江戸隠居屋敷の門 ②前日の夕刻に雪灯りのイベントが開催 正面の雪灯籠の背後の銅像は結城豊太郎の立像 左手が資料展示室 ③臨雲文庫=郷里のために彼が建てた図書館 ④文庫隣接の土蔵 [下]①は門 左は臨雲文庫 背後は烏帽子山公園の丘陵 ②資料館ロビーに飾られている吊るし鄙 ③臨雲文庫 ④北側から見た記念館全景