山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

優美な分水嶺を仰ぎつつ・・・

2013-03-11 15:22:19 | Weblog
 二年前の今日は忘れもしない東日本大震災が発生した日。
 朝から午後2時過ぎまではごく普通の一日であったが、突然大きく揺れだし、それが異常に長い時間であった。なんとか揺れがおさまり、街の方にでかけたあたりから三月には珍しい吹雪となった。[今朝の山形も吹雪であった。]
私はいつも優美に波打つ山形市街地東方の山並みを眺めるのが好きだ。この山並みは蔵王連峰の北の方に連なる雁戸山と神室岳の稜線で、まさに山形・宮城の県境であり、日本海側と太平洋側との分水嶺でもあるが、その稜線のこちら側はほとんど人的被害(※注)はなかったのに対し、向こう側は地獄のような悲惨な光景に満ちていたのである。
こうしてあの大震災以降は写真のような雄々しくも美しい山並みを仰ぎ見るにも鎮魂の気持ちをも含めてになってしまう。
 ※注 地震関連死の犠牲が2名
 [文面、写真ともFacebookと同一です。]
コメント (3)
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