山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

放射能と異常気象のどちらが怖いのか?

2012-07-13 23:55:04 | Weblog

 地球温暖化なんぞは原発を推進するための方便だという言論が反原発論者の間で盛んであるが、九州北部を中心に荒れ狂う豪雨被害の多さを見れば、これが地球温暖化の進展に伴う水蒸気の異常発生によるものであることが明らかである。
 その異常気象は豪雨だけでなく、竜巻などももたらし、その頻度と激しさは年ごとに増加するものと予想されるから、竜巻が原発に直撃することだってありうるのだ。
 放射能だけを怖がっている間に地球温暖化の進展は加速度化し、セシウム被害が現れる20年後よりだいぶ先に異常気象の激しさは近未来の子どもたちの生命をも頻繁に脅かしかねない。
 山形県内には放射線量が高い福島県から母子が主体で多数避難しており(下の統計 6月23日ニュースより)、原発事故から1年以上経過した現在もその数はさほど減少していない。
 むろん、乳幼児や小中学生などの子どもを伴っての山形県への避難は子どもたちの成人後のセシウム被害を心配してのことだが、それより早く訪れそうな気象の破滅的な異常化の主たる要因はクルマの多用であることを忘れてはならないであろう。
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