初めて青春切符とかいうものを使って近くの県外にでかけた。
山形駅を出た時はむろん積雪と降雪。仙山線の面白山トンネルを越えてしばらくしても同様ですっかりの冬景色。ここは完全に表日本で、しかも大都会仙台市の領域。でも愛子(あやし)駅を過ぎたあたりからは陽光が射して積雪もなく、すっかり表日本の景観に変容した。
仙台駅で東北線に乗り換え、さらに南下して槻木駅で阿武隈鉄道に乗り換え、丸森という駅で下車した。ここから15分ほど歩いたら大きな川、阿武隈川にさしかかる。
好天だが、蔵王降ろしの風と川風が合体した大変冷たく強い風に身も凍った。
でも景色はきわめて良好。橋を境に、右岸と左岸とでは対照的な様相。
右岸(写真「右」)は山が押し迫った「中流」の景観、左岸(写真「左」)は平野部を流れるいかにも「下流」の景観を呈していた。(クリックで写真拡大)