山形の過去、現在、未来

写真入りで山形の歴史、建物、風景を紹介し、併せて社会への提言も行う

明治の中心街の賑わい

2007-02-14 21:02:46 | 郷土史
 祭りでもないのに中心街の人出は多い。右手に置き去りにされている初市の団子木見えるから、これは初市の翌日以降ということになる。それでも人出は多いのだ。
 左の建物は牛肉料理店らしい。軍人なのか警察官なのか制帽とマント姿の人影も見える。道が荒れた感じなのは雪が泥状になっているからなのかもしれない。高下駄の人が多いのもそのせいであろう。
 明治36年の写真だから、まだクルマは街にも見られない。だから人々は道路の真ん中を大手を振って闊歩している。
 むろん明治は「近代」だが、クルマ中心になっていない点において、また、中心市街が賑わいと活気を呈している点において近代以前の江戸時代と大差なく、現代との大きな違いを見せている。

 ※ 今日も消えるための雪が降ったので道路の積雪はゼロ。それでは蔵王の樹氷はどうかと言えば、お見事そのもの。山形人って本当に幸せダズ~。別ブログ(←クリック 管理者は別人)で写真をご覧ください。
コメント
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