久しぶりに圭亮(7期生・愛知産業大学渉外)が姿を見せる。
長かった東京暮らし、あっちで骨をうずめっるんかいなと心配していたらいつの間にか激戦の大学事務に滑り込んでいる。ちったあ一人っ子の自覚が出てきたかと思いきや、依然として夢は胸のうちにあるようで・・・。
別に渉外担当としての訪問ではないが、ついつい職業柄聞いてしまう。
愛知産業大学は岡崎にある。入学者のほとんどは地元の三河出身者で占められる。岡崎エリアでは大学が4つもあり、それなりに住み分けが存在し、就職先はやはり地元志向とのこと。このあたりが三重とは違う。地盤の勢いが違うのだ。大学がいくつもあり、就職実績は100%に近く、優良な地場産業へと就職する。
三重はなかなか厳しい。三重中京大学が門を閉ざした。鈴鹿国際もまた日本人以外の生徒の比率が高くなった。海外からの留学生は単位認定の厳しい大学は避ける傾向にある。バイトができないからだ。
日本でもっとも活気があるエリアは大学もまた活気がある。生徒数はしばらくは増加傾向が続く。今年はセンター会場にも選ばれたそうだ。
中3の数学の採点を後回しにして圭亮を家まで送った。大きなお屋敷、そのなかで凛とした・・・その表現以外の形容詞は見当たらない、圭亮のお母さんが暮らしている。60歳を過ぎて社会人入試で立命館に入学、毎日衣笠まで通った強者である。その強者から突然連絡・・・10年以上前の話だが・・・「先生、どうしてもお引き受けしていただきたいお願いの儀がございます」 久しぶりでこれだ・・・出会いがしらのカウンターだ。「はいはいはい分かりました、お母さんがそう言われる以上は何でも引き受けます」と俺。「実は一人、講師を雇っていただきたいのですが」 「はいはい、分かりました。僕は講師を雇えばいいんですね」
そんな経緯でウチの塾にやって来たのが大西君・・・岡山大安寺れいめい塾塾頭なのだ。
その縁が広大にまで繋がるんですもの
(⌒▽⌒)