『 HARD & LOOSE 』 れいめい塾 津市久居

塾頭の『れいめい塾発 25時』
三重県津市久居にある学習塾『れいめい塾』の塾頭のブログです。

9月28日

2007年09月28日 15時56分03秒 | Weblog

昨日の日生学園の説明会で斎藤先生からある塾の先生を紹介された。
同じ市内で塾を経営されている。
「実は、ウチの塾にいた子が今はれいめいさんにお世話になっていて」
「えっ・・・」
「里歩ですよ、・・・先生のブログを拝見すると頑張っているようで」
「ええ、頑張っていますよ。今年の夏のMVPです。でも・・・すいませんでした」
「いえいえ、・・・本人はどうしても津高へ行きたいから、れいめいさんにお世話になるって」
「そうでしたか」

俺の拙い文章で綴るブログを覗いてもらってたことは嬉しい。
しかし、それよりも・・・。
どんな生徒であれ、塾を辞めていくのを見送るのはつらい。
いろんな事情を詮索し、今までの自分の指導を省みたりする。
痛恨、反省、そして諦観・・・。
様々な感情が駆け巡り、結局はその生徒が志望校に合格してくれることを願うことになる。
この先生もまた同じだったはず。
そして里歩の意思に任せた、それが最善の選択だと信じて・・・。
ここでまた俺は重い荷物を背負うことになった。
悠祐に加えて・・・。

ブログを通して不特定多数の人々がウチの塾生を眺めている。
アクセス件数は30万に迫ろうとしているのだ。
俺のブログだけなら年間10万を越えている。
ウチの塾生たちが、この無言の観衆の前で見事な見得を切れるのかどうか。
この無言の観衆の存在が、自分をさらなる受験生と磨き上げていく糧にできるのか。
同業者のリンクには俺のブログを「塾内暴露ブログ」と揶揄している。
見えるようで見えない・・・その間隙を漂うように俺のブログはある。
この緊張感がたまらない。
じゃあ、ウチの生徒たちもまたその緊張感を楽しめることができるのか。
楽しんでほしい。
不特定多数の人々が、ブログ上を闊歩する名前だけで顔を知らないウチの受験生たちに対し感情輸入できるのかどうか。
一度も会ったことのない生徒の合格発表日を心待ちにできるのかどうか。
自分のための勉強、しかし同時にブログ越しに自分の背中を眺めている無数の人々の存在・・・。
こんな状況、こんなヒリヒリするような感覚を楽しんでほしいのだ。

里歩を真ん中の部屋に呼んだ。
「今日、あんたが以前教えてもらってた塾の先生にお会いしたよ」
里歩の驚愕の表情・・・無言だ。
「どこの塾の先生も同じだ。自分の塾を辞めていった生徒を思い出すとき、確かに寂しさはあるかもしれない。しかし、それ以上に志望校に合格してほしい・・・最後にはこの思いだけが残る。その先生は俺のブログを見てくれている。今のあんたを見てくれている、ブログ越しに応援してくれている。だから・・・絶対に津高に合格しろ」

亜美がウチの塾を辞めた一因は俺のブログにある。
ブログ上で俺が散々からかったことに気持ちのうえで整理がつかなかったのだろう。
しかし、亜美には申し訳ないが今のやり方を変える気はない。
俺の悪口雑言に耐え、不特定多数の人々の視線を感じながら受験までの日々を過ごしていく生徒とともに俺は生きていく。

そして極めつけのお楽しみは・・・これ。
郁が次回の後期中間試験で400点を取れなかったら俺は征希の結婚式には出ない。




今日は昨日に引き続き、引きこもりの生活からの脱出。
フレックスホテルで開かれる三重中と三重高の説明会だ。
垂髪校長に近づいていくものの怪訝な表情。
それもそうだろう、会場は皆オフィシャルな装い・・・俺だけ極めつけのカジュアル。
「ユタカの結婚式で同席させて頂いた中山です」
「あ~! これはこれは・・・」
「あの時に垂髪先生から名刺を頂きましたが、あの時は持ち合わせがなくて失礼しました」
俺は本当に久しぶりに自分の名刺を手渡す。
俺の名刺はマネーの虎に出演して名を馳せたモノリスの岩井社長が1年がかりで製作してもらった一品・・・下駄に見立てた名刺に塾名と氏名がプリントされている。
「ほ~う、下駄ですか」
「昔は一年中下駄を履いていました。でも50歳を過ぎて軟弱になり、今ではこのようにスリッパです」
つかみはバッチリ、それからはユタカの子供ネタで盛り上がった。
ユタカ! 垂髪先生が「男の子であれ、女の子であれ、授かるものに感謝しなくっちゃいけません」って、言うてはったで。

俺の引きこもりが再び始まる。
昨夜の昔の塾生への電話で、懸念していたことのひとつは氷解した。
次回の陽のあたる場所は10月4日の南勢地区の情報交換会かな。
松阪高校の内申とボーダー得点の資料が欲しい。
斎藤先生の話では中勢地区の情報交換会では松阪高校の話はでないという。
南勢地区の担当者である岸本先生に明日にでも電話しようか。

正知(7期生・某高校教師)が焼酎持参で登場。
かつて古い塾で過ごした思い出話は影を潜め、ともに家庭を持つ妻帯者となり、ともに恐妻家にカテゴライズされる存在・・・これ以上は書かないほうが無難だろう。
ただひとつだけ、正知の二人目の子供も女の子、・・・ざまあみろである・・・と書いてしまうと垂髪校長から怒られちまう。
おめでとう、正知夫妻。
名前は華奈(はな)ちゃん、ちょっとややこしいハナちゃんだが・・・また会おう。

生徒の姿が消えた午後12時前、甚ちゃんと舞(11期生・某小学校講師)と佳子(14期生・市民病院勤務)が登場。
今夜は岡田さん(8期生・山忠食品勤務)ともども楽しい時を過ごしたそうな・・・うらやましいねえ。
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1 コメント

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うーん残念 (鬼)
2007-09-28 22:35:40
うーん残念。
正知が来ましたか。

話をしてみたかったなぁ。

また時間を見つけて塾に顔を出します。

年長さんたちに、化学・数学の問題集を一日5ページだけでもいいから、とにかくすすめるように。そして見た瞬間解けるように!!とお伝え下さい。
次回出没したときに進行度をチェックします。
思ったより出没は早いと思いますよ(^^)

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