９月３日・Ⅲ

名古屋工業大学の英語は判断に苦しむ問題。
単語に関しては安易なレベル。
しかし、設問にクセがある。
陵（津東３年）に言う、「この問題、オマエが日生第一相手に投げた第一球目みたいやな」
怪訝な顔の陵。
「80kmくらいのスローカーブみたいな問題や。腰が引けやんかったら打てる」
この形式に慣れれば勝負できる。
慎也（津高３年）の感想、「意外と簡単でしたね」
「じゃあ、近々テンション上げて先週欠席したぶんの大阪大学で勝負してもらおか」

高３英語の授業終了、しかし真ん中の部屋では里恵の授業が続いている。
「言い切りが『い』で終わるのが形容詞や、何か挙げてみなって言ったらさ・・・スキーって」
試験まで２週間を切っている・・・。

９月３日・Ⅱ

里恵が姿を見せて一言、「明日、お昼のランチ食べるの覚えてる？」
どうやら、先週に約束をしたらしい・・・たぶん飲んでいたんだろう。
それも「かしわ家」とのこと。
そりゃ、「かしわ家」を心行くまで堪能するには正午前から入る必要がある。
たぶん、臼井（４期生・臼井自動車勤務）がお水を出してくれるだろう。

里恵の浪人や仙人対象の授業にひょっこりと密航者が一人。
現役の高２生。
やっかいなことに名前がリョウ・・・多いねえ。

今日からあいが全国入試問題理科に突入する。
まずは３年前の北海道から。
解き終わった感想を聞くと今までの先輩たちと同様・・・問題文が長くてまいりました！
そうなのだ・・・中学の先生方の愛情あふれる中間や期末の比ではない。
そのことが分かっただけでも収穫である。

アキラの親父から連絡。
病気の様子を聞いてきやがる。
「少なくとも、これで都合の悪いことは聞かへんふりできるわけや」と俺。
「ははは、性格の悪い年寄りになるで」
「上家がチーしようがポンしようが聞こえへんから、委細構わずツモっちまえばいい」
「かなわんな。俺なんてオマエの下家の可能性大や」
「下家やったら右耳、人並み以上の精度で嗅ぎ分けれるさ」
「ちぇっ」

昨夜はなかなか寝られなかった。
午前２時から４時まで、そして午前６時から８時まで。
その話をすると里恵が「私の眠剤飲む？　軽いからええやろ」
今夜は松阪までのショートツアー。
砂保と星哉が国語の範囲を聞いてきたのは褒めてやろう。
ちったあウチの生徒になってきたか・・・。
ところが、助詞が出るか出ないかで揉めている・・・オマエらなあ。
情報は交錯する、しかし即座に動くしかない。
さっそく二人は里恵の国語からはずし、里恵が真ん中の部屋で敬語の授業を始める。
敬語は二人口をそろえて今回の範囲だと断言したエリア・・・ホンマやろな？

今夜の英語は名古屋大学、大阪大学と続いて名古屋工業大学。
旧帝大の前に音なしの陵（津東３年）が可哀想だ、今夜は陵のフィールドで勝負してやろう。
２番の問題がＲＥＭ催眠についての英文。
三重大学医学部看護が志望の香保（松阪１年）にも解かせてみよう、こっちは当然辞書使用可だ。

日生学園第一の青木先生から連絡。
あいの見学日が今週末の土曜に決まった。
午前11時に日生第一で待ち合わせだ。

９月３日・Ⅰ

２日間の錠剤期間が終わる。
しかし左耳の検査結果に変化なし。
よって今日から点滴治療に入る。
暇だ・・・。