実は今回の突発性難聴の疑い・・・当初の医院に加え、途中から浮気をしてみた。
それほどまでに追いつめられているということでご理解願いたい。
ただ、その浮気で分かったこと、突発性難聴という見立ては同じなのに患者に対する対処、あるいは疾患の説明の仕方がかなり違う。
突発性難聴について・・・
「まあ、だいたいの人は治っちゃうんですけど」と「半分の人は治りますね、ただ後の半分の半分は全快とまではいかないが多少良くなる程度で治り、最後の半分の半分は当初の悪いままで終わりです」
そして、タバコや酒に対するコメント。
「タバコはですねえ、一日10本までかな。お酒はそりゃ飲みすぎたらダメですよ」と「タバコはダメです、そしてお酒か・・・缶ビール1本までならいいでしょう」
なんかの拍子に右耳で花火が始まる。
たとえば、一日に一杯だけと課している焼酎・・・まず、コップに氷を入れる・・・カラン!
これが右耳で暴発する。
この場合は花火じゃなくて鑓やね。
思わずショックで膝をついた。
花火は、机の上の空き缶が床に落ちた刹那・・・かな。
あるいは家まで送っていった先で、生徒がエスティマから降りてドアを普通に閉めた時・・・熊野の花火級。
でもねえ、最初に出会う医者って後々影響大きいよな。
ともあれ今日は錠剤治療だった。
そして明日からは点滴治療・・・でも、明日はラスマイのはず。
真悠の成績がアップ・・・311点で偏差値は54あたり。
全ては理科がぶち壊した試合展開でした。
英数国の3教科で偏差値57と健闘、・・・課題は理科社会の苦手エリアの認識に尽きる。
結香は249点で偏差値47あたり。
英語が悪すぎる。
英語が単なる苦手程度の点数ならば偏差値50は越えている。
見事なほどに英語の偏差値が動かない。
覚悟を決めるべきだ。
残酷なようだが、英単語のプリントを覚えるしか処方箋はない。
そして砂保・・・181点で偏差値40あたり。
去年の郁(津商業1年)の191点と名勝負数え歌?
しかし砂保の場合は内申に尽きる。
全国模試の偏差値なんぞ、真の実力なんぞ、この状況じゃクソ食らえである。
悠人やこなつや真耶など、この時期になってもスポーツやクラブの呪縛。
まあ、本人たちの意思である以上は呪縛でもねえか・・・。
それでもねえ。
由梨香(津高1年)が帰りの挨拶にやって来る。
「先生、ありがとうございました!」
俺の耳のことを配慮してのターン・アップ?
花火は沈静化している様子・・・「はい、ごくろうさん」と俺。
つらくはあるが、少しずつでもこんな光景にも慣れていく覚悟はしとかなくっちゃねえ。