東京大学の英語が終わる。
こんな時に限って祐(津高3年)がいない。
プリントは前のホワイトボード横のチェストの上に置いてあるからやっておくように。
まずまずの出来、しかし時間をかけているから割り引いて考える必要がある。
奈々子(津高3年)は今日も全国統一模試の成績表を忘れたとか。
とにかく俺が担当している英語の成績だけが気にかかっていた。
津高の地べたを這いずるズタボロの成績なれど、この半年間塾から逃げ出しもせずによく頑張ってきた。
できれば少しは自信が持てる成績を願った。
正確な偏差値は明日の楽しみに取っておく。
聞けば校内順位で自分より下に100人ほどがいるとか・・・よくやった!・・・というか、奈々子よりひどいのが100人って・・・津高・・・アカンやん。
マホリン(16期生・三重大学工学部4年)登場。
津高での教育実習のためにれい(仙人)から借りていった化学の教材を返しにきたらしい。
高1を担当する予定が実際は高2だったとか。
となるとウチの生徒はいなかった。
「でも、みんな廊下で会うと話しかけてきてくれましたよ」