らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

穀雨

2008-04-20 | 季節
今日は二十四節気の一つ「穀雨」です。
天文学的には太陽の黄経が30度のときを言います。

穀雨とは「五穀を潤す雨が降る」と言う意味で、
      暦便覧には、「春雨降りて百穀を生化すれば也」とあります。

春の暖かい雨が降って穀物の芽が伸びてくる頃、田んぼや畑の土は雨を吸って黒々とした肌に変わっていきます。
田畑や野山の若葉が目立ち、どことなく生き生きした情景が浮かんできますね。

この頃から変わりやすい春の天気も安定し、日差しも強まってくると言われています。
そう言えば、今年の春は文字通り雨が多く、変わりやすい天気が続いています。
今日を境に、安定した春らしい天候になって欲しいものです。

余談ですが、変わりやすいものの例えとしてよく使われる言葉に、
         「○心と春(秋)の空」、がありますね。
        「○」には男が入るのでしょうか?それとも女なのでしょうか?

一般的には春は「女」が入り、秋は「男」と言われています。
   理由女心は移ろいやすいけれど、その結果温かくなる
        男心は移ろった挙句冷えていくからだと

皆さんはどのように思われますか?


(一言メモ)
 「五穀」とは、日本人が古くから常食としていた5種類の穀物で、米、麦、粟、豆、
      黍(きび)または 稗(ひえ)
をいいます。
      また穀類の総称として使われる場合もあります。
 「雑穀」とは、米と麦を除く穀類を言います。
      やせ地でもよく育ち、冷害や干ばつに強く、生育期間も短いと言われてい
      ます。
 「五穀米」精米に比べて各種ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富にあり、噛めば
       噛むほど独特の甘み、モチモチ感、香りがあり、歯と顎の健康に良いと
       言われているそうです。

パンドラの壷

2008-04-19 | 雑学

「パンドラ」はギリシャ神話に登場する女性で、神々によって作られた人類の災いとして地上に送り込まれました。
一説によると人類最初の女性とされているそうです。

そのパンドラが開けた壷(箱との説もある)について、10年ほど前にある新聞に載った記事を思い出したのでご紹介します。

阿刀田高氏の著書「ギリシャ神話を知っていますか」によると、人類最初の女性とされるパンドラは、大神「ゼウス」から「エピメテウス」のもとに贈られ、2人は愛し合うようになります。
満ち足りたパンドラは地上に降りるとき、ゼウスから「決して開けてはならない」と言われてもらってきた壷を開けてみたくなります。

彼女は長い逡巡の末に、エピメテウスが留守のときを見計らって壷の封を切りました。
すると病気、悪意、戦争、嫉妬、災害、暴力など、あらゆる「悪」が四方に飛び散りました。慌てて蓋をしましたが、既に一つを除いて飛び去った後でした。
壷の底に残ったその一つは、希望だけだったと言われています。

阿刀田氏は
「ゼウスは賢くなった人間に罰を与えるためパンドラを地上に降ろした。いつの世でも男は美しい女にのぼせ上がり、道を誤る。また『決して開けてはならない』と言えばパンドラが封を切ることも、ゼウスは計算に入れていた」
との解釈を披露しています。

しかし、壷の底に希望が残ったことにより、人類はさまざまな災厄に見舞われながらも、希望だけは失うことなく生きて行くことになったと言われています。

結局、現在世界のあちこちで起きている戦争、暴力、病気、等さまざまな災厄はゼウスの思惑通りだったと言うことなのでしょうか?

このことは、人類に災いをもたらすために「女性」を作るよう神々に命じたゼウス、
そして神々によって作られた人類最初の女性バンドラがすべてと言うことになりますが、皆さんはどのようにお考えでしょうか?


発明の日

2008-04-18 | 時事

今日4月18日は「発明の日」です

「発明の日」とは、明治18年4月18日に専売特許条例(現在の特許法)が公布されたことを記念し、工業所有権制度の普及・啓蒙を図ることを目的として、昭和29年1月28日に通産省省議決定に基づいて制定され、同年4月18日に施行されました。

そして、この「発明の日」を含む1週間、今年は4月14日(月)から20日(日)までを
「科学技術週間」と言っています。

この「科学技術週間」は昭和35年2月に制定され、その目的は、科学技術について広く一般に理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることとされています。

発明と言えば、アメリカの発明王「トーマスエジソン」を思い浮かべますが、日本にも偉大な発明家が多勢います。

ここで昭和60年4月18日に、日本における産業財産権制度が100周年を迎えた事を記念し、特許庁において選定・顕彰された「十大発明家」をご紹介します。
現在、特許庁のロビーには彼らのレリーフが飾られているそうです。

日本における「十大発明家」は次の方々です。(括弧内は代表的な発明など)
                                    (ウィキペディアより)
 1.豊田佐吉   (木製人力織機、自動織機)
 2.御木本幸吉(養殖真珠)
 3.高峰譲吉  (タカジアスターゼ、アドレナリン)
 4.池田菊苗  (グルタミン酸ナトリウム)
 5.鈴木梅太郎(ビタミンB1,ビタミンA)
 6.杉本京太  (邦文タイプライター)
 7.本多光太郎(KS鋼、新KS鋼)
 8.八木秀次  (八木・宇田アンテナ)
 9.丹羽保次郎(NE式写真電送機)
10.三島徳七 (MK鋼)

「発明は必要の母なり」
発明の出発点は「な~んだ、こんなものか」と言う程度のもののようです。

つまり、日常些細なことに留意し、鋭敏な感覚を持ち、そして工夫し、努力することが発明につながるようです。

あなたも何か発明してみませんか?


大菊作り(1)

2008-04-17 | 趣味
今年は[大菊作り]に挑戦してみようと思います。
今日から開花まで、奮闘記を書いていきます。

今日はその第1回目として「挿し芽」について書きます。

昨年の越冬苗が勢いよく伸びてきましたので、それを使用します。
例年は5月の連休頃に挿し芽をしていますが、前年の失敗を生かし、今年は3週間ほど早めてみました。
毎年10種類ほど植えていますが、今日はそのうちの7種類ほどを挿しました。

先ず、越冬苗の新芽を7~8cmに切り取ります。
種類ごとに名札を付けて2~3時間水揚げをします。

挿し芽をする箱は、深さ10㎝くらいの発泡スチロールの箱を使用しています。
箱の底に水抜き用の穴を開けます。その箱に赤玉土に燻炭を1~2割混合した用土を入れ、水をかけて湿らせておきます。

水揚げした「挿し芽」の芽先から5cm位のところにある葉節の下1cmくらいを、剃刀の刃で直角に切り「挿し芽」を作ります。

赤玉土の粉をどろどろに練って切り口に付けます。
これを所謂「ダンゴ挿し」と言いますが、これを挿し芽として挿していきます。

下の画像が「ダンゴ挿し」です


挿し芽の幅は3cm位に、深さは2~3㎝位に挿していきます。
挿し終わったらジョウロで潅水し、挿し芽を安定させます。

7種類を挿し終わり、潅水したところです。


挿し芽が安定するまでは、日光や風に当てないために日陰に置き、透明なビニールで覆っておきます。
発根剤は使用していませんが、2~3週間で発根すると思います。

次回は2~3週間後の「鉢上げ」になりますので、そのときに第2回目を書きます。

りんごの鉢植え栽培

2008-04-16 | 家庭果樹

鉢植えのりんご「王林」が花を咲かせました。この太さで、今年4年目の枝です。
昨年は「姫りんご」の花粉で受粉しました。
その為かどうか分かりませんが、5個 実ったりんごはいずれも小粒でした。
それでも大変甘くて美味しい「王林」でした。

今年も5~6個は収穫できそうです。


栽培方法(手入れの方法)を簡単に書きます。
「土」  水はけのよい土が適しています。
      乾燥しすぎ、湿りすぎの土は、りんご栽培に適しません。
「肥料」 3月に配合肥料を、11月に追肥を施します。 
      7~8月は花芽形成のため肥料は与えません。
「摘果」 生育状態のよい1果を残し、他は摘み取ります。目安は3~4芽に1果とし、
      中心果が大きくて、育ちがよいとされているようです。
「水遣り」鉢植えでは水切れに注意しましょう。真夏で渇きが早いようでしたら、1日
      に2回程度やります。但し、根腐れには気をつけてください。
「剪定」 前年に伸びた梢の1/3を、冬の剪定時に切り詰めます。

「王林」の蕾は赤色花は白色に淡いピンクがあって、とてもきれいな花です。


下の画像は、「姫りんご」で盆栽用に植えています。
この花の花粉を受粉用として利用しています。

昨年、授粉用に「スターキング」を買ってきましたが、今年はまだ花芽がついていません。


大津日吉大社山王祭

2008-04-15 | 伝統行事
13日(日)のNHKニュースで、大津市にある「日吉大社」の大祭を報じていました。
この神社は、東本宮に「大山咋神(おおやまくいのかみ)」を、西本宮に「大己貴神(おおなむちのかみ)」を祀り、古来より、山王(さんのう)、山王権現と称されているそうです。
この「日吉大社」の春の大祭は、「日吉祭」・「山王祭」と呼ばれ、全国的に有名な伝統行事のようです。

そこで少し調べてみました。

この「山王祭」は、五穀豊穣を祈る日吉大社の例祭で、その起源は、約1300年前に三輪明神が坂本に遷座したときに、里人が大榊を日吉に捧げたことに始まるとされているそうです。

この「山王祭」は3月の第1日曜に始まり、中心行事が終わる4月15日まで、1ヶ月半に亘って繰り広げられるそうです。
その中でも最大の見ものは、12日~14日の神事だそうです。

神事の概略は次のようです。
4月12日、「午の神事(結婚を意味する)」。
 牛尾山の原始的な「地主神」信仰に基づき、山頂の社から急阪を、松明を先頭に
 神輿を担ぎ下ろして、東本宮拝殿に移します。

13日、「花渡り式(出産を祝う)」
 御子神の出産をお祝いして、烏帽子とよろいに身を固めた稚児や甲冑を身に着け
 た武者らの行進が行われます。

14日、「申の神事(桂の奉幣)」
 西本宮で鈴さんが行われ、宮司の祝詞奏上、天台座主の読経に続き、桂の奉幣
 (若葉の薫りも豊かな桂の小枝で奉製された桂の幣)の神事が行われます。
 この神事に使われた桂の小枝は、厄除けとして喜ばれているそうです。
 午後2時からは神輿を御座舟に乗せて湖上を渡る「神輿の渡御」が行われます。

15日に「酉の神事(巡拝)」
 山王祭が無事に終了したことに感謝する、「酉の神事(巡拝)」を行って、全日程を
 終了するそうです。

私は未だ見物したことがありませんので、来年は是非見たいと思っているところです。

「左」 格上の考え方

2008-04-14 | 雑学

古来より日本では、左と右では「左」の方が格上とされてきました。

その理由は諸説ありますが、その一つは、人間にとって最も大事な心臓が左側にあることから、左が格上になったと言う説。
また、太陽を正面に見たとき、太陽が昇る方向が左(東)であり、ここから、(日)、
(出)、(方)
と言う言葉が生まれたという説もあるようです。

こうした考えに基づき、礼儀作法では「左上、右下」と言うように、左が上座、右が下座になったようです。

律令制の太政官の長官も、「左大臣」が「右大臣」より上位とされています。

室町時代に大成した能楽でも同じです。
舞台の正面奥に「鏡板」と言う板が置かれ、松の絵が描かれています。
この絵は神事の祭に、神を降臨させる「神籬(ひもろぎ)」と呼ばれる「榊」を意味しています。
そして、そこに神がいることを示しており、神から見て左側を上座としている訳です。

芝居や舞台でも同様に左側(客席から見て右側)を上座としています。

席を勧める場合でも、お客様の左手の方が正席、右の方が次席となりますから、
間違わないように勧めましょう。

なお、「右に出る者はない」と言って、「右を上位」としている言葉がありますが、
その出典は「史記」で、中国漢の時代に「右を左より上位」としたことによります。

日本では「その人より優れた者はいない」の意味で使われている言葉であり、礼儀作法では、前述の通り「左が上位」とされているようです。


法テラス

2008-04-13 | 時事

先日TVニュースで「法テラス」について耳にしましたが、皆さんはご存知でしたか?
私は知識がなかったので少し調べて見ました。
法律の事なので、幅が広くて難しいのですが、要点だけ極簡単に書きます。

「法テラス」は、「司法制度改革」の基本理念の一つの柱としてできました。
では、「司法制度改革」どはどのようなものなのでしょうか?

「司法制度改革」は、国民に身近で信頼される司法制度の構築を目指した改革で、基本理念となる次の3つの柱があります。
 ・日本司法支援センター(法テラス)を中核とした総合法律支援制度で、全国どこ
  でも法的トラブルの解決に必要な情報やサービスの提供が受けられる体制
  を整備する。
       これが今日のテーマの「法テラス」です。
 ・法科大学院を設立し、新司法試験による法曹人口の拡大を目指し、「速くて
  頼りがいのある司法」を実現する。
 ・「裁判員制度」を導入し、刑事裁判に一般国民の感覚を反映させることで、司法
  の公正への信頼感を醸成する。

このうち「裁判員制度」は、来年5月21日よりスタートすることが、正式に決定されました。
なお、「裁判員制度」については、平成20年2月17日の当ブログに簡単に書いていますので、関心のある方はご参照ください。

なお「司法制度改革」について詳しく知りたい方は、下記のホームページをご参照
下さい。
首相官邸」 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/sihou/komon/dai5/5siryou1.html

このように「法テラス(日本司法支援センター)」は、法的トラブルを解決するための情報やサービスを無料で受けられる機関です。
 法的トラブルとは、
  例えば、ヤミ金・サラ金問題、振り込め詐欺、セクハラ、欠陥住宅、労災認定、
       遺言、離婚、年金分割、クーリングオフ、など
 身近で起きている法律に関する問題を言います。

このような問題でお悩みの方は、下記に一度電話してみてはいかがでしょうか。
 「法テラス(日本司法支援センター)」 
  ℡0570-078374  平日9.00~21.00  土曜日9.00~17.00

なお「法テラス」について詳しく知りたい方は、下記ホームページをご覧ください。
 「法テラス(日本司法支援センター)」 http://www.houterasu.or.jp/

各都道府県にも「法テラス地方事務所」がありますので、お住まいの事務所をお調べになっておいては如何でしょうか?

参考までに大阪府では、大阪市と堺市に事務所があります。
 「法テラス大阪」 大阪市北区西天満1-12-5大阪弁護士会館B1F 
              ℡ 050-3383-5425
 「法テラス堺」   堺市堺区南花田口町2-3-20  ℡ 050-3383-5430

身近でトラブルが起きたら、或いはトラブルに巻き込まれたら、一人で悩まず気軽に「法テラス」に相談の電話をしましょう。


庭の花

2008-04-12 | 
庭に咲く花を紹介します。

「白雪ケシ」
鮮やかな真白の花です。


「花ニラ」
薄紫の小さな花です。
原産地はメキシコからアルゼンチン方面です。
茎と葉にネギのような臭いがあることから、この名前がついたようです。


「名前不明」
この花の名前がわかりません。
ご存知の方は教えてください。
筒状の先に薄紫の花をつけた可愛い花です。


「ブロッコリーの花」
ブロッコリーは蕾の集合体です。収穫せずにいるとこのように花が咲きます。
菜の花と同じように、黄色のきれいな花です。


メートル法公布記念日

2008-04-11 | 雑学
今日4月11日は「メートル法公布記念日」ですが、ご存知でしたか?

今ではすっかりお馴染みのメートル法ですが、このメートル法は18世紀末のフランスにおいて、世界で共通に使える、統一された単位制度の確立を目指して制定されたようです。

日本でも明治18年(1885年)にメートル条約に加入し、明治24年に施行された「度量衡法」で「尺貫法」と併用する形で導入されました。

その後、大正10年(1921年)に「度量衡法」を改正し、「尺貫法」が廃止されました。
その公布日が4月11日であり、この日を「度量衡記念日」或いは「メートル法公布記念日」と呼んでいるようです。

この法律公布後も、従来の「尺貫法」に基づく単位の使用は経過的に認められていましたが、昭和33年(1958年)に制定された「計量法」で「尺貫法」は完全に廃止されました。
昭和41年(1966年)には、唯一認められていた土地建物の取引においてもその使用が禁止されました。

「計量法」第8条、9条では、メートル法以外を使用してはいけないことになっています。
これに違反すれば第173条の規定によて、50万円以下の罰金に処せられます。


(一言メモ)
 参考までに、昔使用していた「尺貫法」の単位は次の通りです。
  長さの単位  「里、町、間、尺、寸」
  面積の単位  「町、反、畝、坪」
  体積の単位  「石、斗、升、合、勺」
  重量の単位  「貫、斤、匁(もんめ)」