らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

イチジク

2015-07-13 | 家庭果樹

先日畑に行くと大きなイチジクが1個熟れていました。今年2個目の収穫です。
イチジクはまだスーパーや果物店の店頭には並んでいなく、何故、家庭菜園でこんなに早く収穫できるのか、疑問に思って調べてみました。

イチジクの品種には、夏果専用種、秋果専用種、夏秋兼用種の三種類があるようです。
収穫時期も種類によって違っており、夏果専用種は6月下旬~7下旬、秋果専用種は8月下旬~10月下旬に、夏秋兼用種はその両方の時期に成熟すると言うことが分かりました。
私が栽培しているイチジクは、数年前に菜園仲間のK氏からいただいた苗木ですが、どうやら夏秋兼用種のようです。

今回収穫したイチジクは、昨年に伸びた枝についた果実が越冬して成熟したものです。
今年春の新梢についた果実は8月下旬ごろに成熟するということなので、2度収穫の喜びが味わえそうです。

・色づいているのが越冬した昨年の果実で、未だ青くて小さいのが今年の新梢についた果実です。


イチジク(無花果:いちじく)は、亜熱帯果樹の仲間で歴史は古く、紀元前2700年にはすでにエジプトで栽培されていました。
日本には江戸時代に渡来し、当初は薬用に使われていましたが、その後、甘味を追及し改良され果物として各地で普及していきました。
因みに「いちじく」という名前の由来は、毎日1つずつ熟すことから「一熟」→「いちじく」になったという説や、ひと月で実が熟すため「一熟」→「いちじく」という説もあります。
また呼び名としては南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)ということもあるようです。

「伝説」
イチジクと言えば、エジプトの女王クレオパトラに次のような伝説があります。
紀元前31年8月、戦に敗れ宮廷内に軟禁されたクレオパトラには、ローマに連れて行かれる哀しい運命が待っていました。
そしてローマへ出発する3日前、自殺を決意したクレオパトラが最後の食事をした際、甘そうなイチジクの籠をたずさえた一人の百姓が彼女の部屋に通されました。
そして、そのイチジクを贈り物として届けたのですが、イチジクの下にはアスピスという小さな毒蛇がひそんでいました。
蛇はエジプト人にとっては、聖なる生き物です。
クレオパトラはこの小さな聖蛇の毒で、夢と波乱に満ちた39年の生涯に終止符を打とうとしていたのです。
そして、黄金のベッドで毒蛇に胸を噛ませ、女王の衣装と宝石を身につけて亡くなりました。


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4 コメント

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氷の世界 ♪井上陽水 (あQ)
2015-07-13 18:31:28
https://www.youtube.com/watch?v=lDrtcWkQsMU

少し言葉が足りなかったかもしれません。
温かい地方では、小さい実が枯れて落ちずに翌年まで残っているかもしれません。

私の子供の頃の東京は、とても寒かったのです。
井戸から電動ポンプで汲み上げた水が、藁を巻いても水道管ごと凍って破裂するほどの寒さでした。
当然、水分を含んだイチジクの実は凍死して落ちてしまいますね。(笑)

>【地域にもよるのでしょうが】、調べたら木の実状態ではなく、芽の状態で残るのですね。

書いてあった文章をそのまま転写したので、地域の実情とは多少異なるのでしょう。
温かければ、当然実が成ったまま越冬しますね。
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あQ様へ (らいちゃん)
2015-07-13 13:41:43
イチジクの件調べていただきありがとうございました。
今回収穫した果実は枝の先端部分ではなく中間部分だったように思います。
それから、冬を越した果実は10個くらいありましたが、春、新梢が伸びる前に落果し、2個だけが大きくなったもので、この2個は越冬したような気がしますよ。
今年の冬に確認しておきます。

>「明治日本の産業革命遺産」については、外務省の大失策ですね
頭の良い外務官僚には困りますね。
省内に親韓・親中なる派閥があるのでしょうか?
戦後70年もたっているのだから、いつまでもこの両国に気遣いせずに、日本の国益第一で外交交渉をして欲しいものです。
返信する
アリラン ♪  島津亜矢・キム・ヨンジャ (あQ)
2015-07-13 09:45:02
https://www.youtube.com/watch?v=LQj2nTMGDLA

子供の頃、庭の端っこにイチジクの木が有り夏になるとその実を食べた記憶がございます。
どうやら、敷地の境界上にあり、隣も遠慮して熟しても取らないのでハチなどが集って落下し汚かったのです。
我が家が越してくる前から有った老木でしたが、結局どちらの家の木かはわからないうちにカミキリムシの被害で枯れました。

(.らいちゃん)様の書かれている内容が理解できずに調べました。
>今回収穫したイチジクは、昨年に伸びた枝についた果実が越冬して成熟したものです。
家のイチジクも夏果秋果兼用種でしたが、子供の記憶ではございますが、越冬実は枯れて落下し、ついてなかったようでした。
地域にもよるのでしょうが、調べたら木の実状態ではなく、芽の状態で残るのですね。
『夏果秋果兼用種の結果習性『』
「新梢の各葉腋に着果した果実のうち、下位節のものは秋果として8月から秋にかけて熟します。
これより上位節のものは冬の低温に合って落果しますが、さらにその先端部は芽の状態で越冬し、翌年の夏果となります。」
これで納得出来ました。(笑)
http://www2.tokai.or.jp/shida/ichijiku/Beginner.htm

日本ではイチジクと言えば「桝井ドーフィン」で、全体の生産量の8割を占めるようです。
http://www.kudamononavi.com/zukan/fig.htm

都市化が進んだので、残念ですが我が家では果実が成る木は無理な環境です。
精々花の咲く木を愛でたいと思います。(爆)

昨日の(.らいちゃん)様のコメント、「明治日本の産業革命遺産」については、外務省の大失策ですね。
韓国に新たな「タカリネタ」を与えたに過ぎません。
東大卒の馬鹿官僚は、日本下げ教育が徹底しており、日本人の内なる敵ですね。(怒)
http://news.livedoor.com/article/detail/10317101/

ヨーロッパのギリシャと、アジアの韓国は人類の共通の敵だと断言しても良いでしょう。
日本に近い韓国は最悪です。
でも、日本に文句をいう前に、自分達の血塗られた歴史の真実を知るべきですね。
今でも地域間の憎悪は相当に根強いものがございます。
https://www.youtube.com/watch?v=zZii-mH3FBk
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イチジュク (iina)
2015-07-13 08:32:44
イチジュクは、こどもには少し食べにくいですが、母の里にありました。薬味として食べられたようですが、関東ではお祭りの
露店に 乾燥したイチジクをよく見ます。

>毎日1つずつ熟すことから「一熟」→「いちじく」になったという説や、ひと月で実が熟すため「一熟」→「いちじく」という説もあります。

>小さな村なら共存共栄の精神が沸くかもしれませんが、72億人という大きな村になれば、その精神が薄れていくでしょうね。
EUを理想のユートピアと期待したのに、それぞれの国民性が違うし通過は同じでも政治が違うので、残念ながら共存共栄は
案外と難しいことが露呈しました。

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