難読漢字
日本語には日常よく使用する言葉でも、漢字で書くと難しくて読めない言葉があります。
今日はそのような言葉を拾ってみました。
次の漢字はどのように読むのでしょうか?
1.泥む・・・「どろむ」ではありません。
意味:①行きなやむ。はかばかしく進まない。滞る。
②離れずに絡みつく。③悩み苦しむ。気分が晴れない。
2.手薬煉・・・「てぐすりねり」ではありません。
意味:①手にくすねを引く。
②十分に準備して今か今かと機会を待つ。
3.頻る・・・「ひんする」ではありません。
意味:①何度も続いて起こる。度重なる。
②盛んに~~する。(雨が降り~る)
4.御御御付・・・これはわかりますよね。
意味:みそ汁の丁寧な言い方。
5.肋肉・・・「ろっこつ肉」ではありません。
意味:牛や豚の胸の下部から腹に至るあばら骨を包む肉。
「肋」は「肋骨」で使われる漢字です。
6.屯・・・・「とん」ではありません。
意味:①集合した軍隊。また、その場所。
②仲間やある職業の者が集まること。
「正解」
正解は下記の通りです。
1.(なずむ)・・・「贈る言葉」にでてくる「暮れなずむ」とは、日が暮れそうでなかなかくれないでいる様子を表す。
2.(てぐすね)・・手薬煉とは、薬練(くすね)を手に塗ること。
「薬練」とは、「松脂を油と混ぜ合わせたもので、弓の補強、滑り止めなどに用いられたと言います。
3.(しきる)・・・・「~しきる」で、「しきりに~する」「盛んに~する」といういみです。
「降りしきる雨」のほかにも「鳴きしきる蝉」「風がふきしきる」などといった表現があります。
4.(おみおつけ)・・一説には、吸い物の汁を意味する「御付(おつけ)」の尊敬語の「おみ(御御)」を付けた表現。
他説では「おみ」はみその意とされ、「御味御付」という書き方もあるということです。
5.(ばらにく)・・・・肉と脂肪分とが交互に層をなす。三枚肉。
6.(たむろ)・・・・「屯」と言えば「駐屯」等軍隊、兵士に関係した場面で使われることがある。
「屯する」は「不良がコンビニの前にたむろする」のようにネガティブな印象が強いが、辞書を引くと「兵士などが集まる」
「守るために集まる」と言った意味があります。
如何でしたか?
何問読めましたか?
全問読めたって!?
凄いですねぇ。
おめでとうございます。
「頻る」を(すこぶる)かと思いましたが、ソチラは「頗る」と綴るのでした。「歩」遍であって、「皮』遍ではなかったのでした。
ふだん食べている「おみおつけ」が「御御御付」では恐れ多くて、手が出せなくなります。
「ばらにく」は「肋肉」というより、「バラ肉」で商品棚にのってますょ・・・意味がちがいましたか・・・。
屯田兵なら知ってますが、「たむろ」する兵でしたか。
つかれました。
ざんねん!!