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らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

国旗と頂華の由来

2021-02-05 | 雑学

2月11日は「建国記念の日」で祝日です。
祝日には国旗を掲げるのですが、実際には掲げているご家庭はあまり見られません。
かく言う私も掲げてはいません。と言うより、国旗そのものを所有していません。
非国民ですね。
その非国民の私が、今日は国旗とその先端に飾る丸い金の玉「頂華(ちょうげ)」について調べました。

国旗を掲げる時、旗竿の最頂部に金色の玉が飾られます。
この玉の正式名称は「頂華(ちょうげ)」といいますが、この玉は何を意味しているのでしょうか?

「頂華の由来」
旗竿の先端に取り付ける頂華の由来はつぎのように伝えられています。
古事記や日本書紀では、神武天皇東征の際、熊野から大和に抜ける山中で、天皇が持つ旗の付いた弓の先に八咫烏(やたがらす)が止まったと言い伝えられており、金の玉はこの鳥を象徴しているとされています。
八咫烏とは、天照大神から道案内として遣わされたとされる鳥で、熊野の神々の遣いです。

伝承によると、千代包(ちよかね)という猟師がイノシシを追いかけている内に道が途絶えて何処へも行く事が出来なくなりました。
その時、八咫烏が出てきたのです。
八咫烏が先に立って静かに歩き始めたので漁師がついていくと、この鳥は大平野と言うところで色を変え、金色に見えたと言います。
後に、ある人がこの事について、「金の鳥は太陽である。金の鳥は天上に遊ぶと言われており、それがこの鳥である」と言ったということです。

「国旗の制定」
日本では聖徳太子が遣隋使に託した文書以来、自国を"日出ずる国"とする考え方があり、赤い日の丸は日の出の太陽を象徴しています。
 また紅白は日本の伝統色で、めでたいものとされており、赤は博愛と活力を、白は神聖と純潔を意味するとも言われてます。
しかし日の丸の使用は長い間慣習としてであり、国旗として法律で定められたのは、平成11年8月13日に公布・施行された国旗及び国歌に関する法律によります。
この法律によって公式に日の丸が日本の国旗と定められました。 

「国旗を掲げる日」
国旗の掲揚については、国旗及び国歌に関する法律の制定に伴い、国民の祝日に掲げます。
「日本の祝日」は次の通りです。


「国旗の掲げ方」
(1)国旗は旗竿の最先端に接するように掲げます。
 ・門前に1本掲げる時は家の外から見て左に掲げます。
 ・2本交差して掲げるときは、外からみて左のほうが前に出るようにします。
 ・高い建物やバルコニーなどから垂らして掲げるときは、旗竿を水平または斜めにして出し、旗の端が地面や建物の壁に触れない
  ようにします。
(2)国旗を 掲げる時間帯は、およそ日の出から日没までです。雨天のときは掲げません。

なお、国旗を掲げる、掲げないは個人の自由です。
決して皆様の思想・信条を害する意図でこの記事を書いたものではありません。
もし、本日の記事で不快に感じられたとすれば、お詫び申し上げます。