メロン栽培を始めて3年になります。
そのきっかけは、家内が懇意にしているFさんから自家栽培で収穫したメロンを頂いたことです。
美味しくて立派なメロンを作っていたことから、わが家でも挑戦することにしたものです。
ところが、一昨年、昨年共に収穫を目前にして、立ち枯れ病という茎が枯れる病気になり、悔しい思いをしました。
そして、今年こそはと決意して、3度目の挑戦を試みたのです。
昨年までの経験から、立ち枯れ病の予防薬散布を早めに、しかも数回行いました。
その甲斐あって、当初は順調に生育していました。
しかし、梅雨入りした6月中旬からベト病やタンソ病の兆候が見え始めたため急遽、殺菌剤の予防散布をしましたが間に合わず、結局、葉っぱが枯れて茎も伸びなくなりました。
いっそのこと茎を抜いてしまおうかと思いつつも、その時点では既にソフトボール大の幼果がついていたので、茎の先端を切り取り、葉っぱも枯れたままで果実を実らすことにしました。
・葉っぱが枯れ、新芽の伸長が止まった哀れな茎です。
植物は葉で光合成を行って生長することから、茎や葉が枯れると果実の肥大が見られなくなります。
生長が止まったわが家のメロンは、そのままの状態で放置しておくことにしました。
メロンの収穫の目安は受粉から45日~50日くらいのようです。
見放された哀れなメロンは、先日、その日数が経過したことから収穫したのですが、矢張、十分な肥大が見られず、大きさは直径13センチほどの小さなメロンでした。
メロン栽培は素人には難しいとは聞いていたものの、三度まで失敗するとは思いませんでした。
「失敗の原因」
失敗の原因は植え付けている畝にあるような気がします。
私はスイカの横にマクワウリの畝を作り、その畝の端にメロンを植え付け、蔓を登らせるように支柱を立てて栽培しています。
スイカはタンソ病になりやすく、マクワウリはベト病やうどんこ病になりやすい野菜です。
それらと同じ場所に植えていることが、毎年失敗を繰り返している原因のような気がします。
来年は場所を変えて再度挑戦したいと思っているところです。
今回収穫した失敗作のメロンですが、果たして熟れているのか、味はどうなのか、少し気になるところです。