らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

オシロイ花

2017-07-30 | 

春先に咲きみだれた花達が姿を消した畑に、夏の花らしいオシロイ花が咲いています。

オシロイバナ(白粉花、白粧花)はオシロイバナ科の多年草または一年草で、原産地は南アメリカ、日本には江戸時代始めごろに渡来しました。
この花には花びらがありません。
色づいて花びらのように見える部分は萼(がく)で、その下の基部にある萼のような緑色の部分は苞葉(ほうよう)と呼ばれています。

・一つの株からいろいろな模様の花が咲いています。


花の大きさは径3cmほど、色は赤、ピンク、黄色、白などがあり、それらの色が混ざった絞りや染め分けのものもあります。
同じ株の中でもひとつひとつの花の模様がまちまちなのは、突然変異を起こしやすい遺伝子のせいだそうです。



名前の由来は、熟した黒いタネをつぶすと白粉(おしろい)のような”白い粉”が出てくることから、江戸時代の博物学者、貝原益軒が名付けたそうです。
7月から10月ごろ、真っ赤なトランペット形の花を咲かせます。
夕方から咲きだして翌朝の9時ごろには花を閉じるので、「ゆうげしょう(夕化粧)」とも呼ばれているようです。