家内が懇意にしているFさんから南高梅(なんこううめ)を頂きました。
昨年までは南高梅で梅酒を作っていたのですが、今年は初めて甘い梅干し作りに挑戦することにしました。
今日は、わが家の梅干し作りをご紹介します。
参考にしたのは2012年6月に放送されたNHKの「きょうの料理~甘い梅干しの作り方~」です。
梅干しの漬け方にはいろいろな方法があるようですが、初めての挑戦はこの漬け方で行うことにしました。
それによると、4日間の下漬けの後、本漬けをします。
「下漬け材料」
・完熟梅 1kg 梅は黄色く完熟した梅がよい。緑色の梅の場合は常温で3~4か追熟させると黄色になります。
・塩 100g
・水 1リットル
1.梅は水でよく洗い、水気を紙タオルで拭き、なり口についているヘタを丁寧に取り除きます。
・手順「1」の水で洗った梅1kgです。
2.保存容器に塩100gと水1リットルを入れてよく混ぜ、「1」の梅を入れます。わが家ではジッパー付きの保存袋に入れました。
水に対して塩は10%が基本だそうです。塩分が高すぎると甘みがのらず、低すぎるとカビの原因になります。
3.「2」を暗くて涼しい場所に4日間置く。わが家ではジッパー付きの保存袋の空気を抜いて冷蔵庫に保存しました。
・手順「2」のジッパー付きの保存袋に入れた梅です。
「本漬け」
.梅・・・・土用干ししたもの100g
・粗塩・・・25g
・酢・・・650~750ml
・氷砂糖・・・350~500g
「土用干し」
4.梅を塩水から取り出して、平らなざる等に梅同士がくっつかない様に並べ、風通しのよい場所で3日間干す。
昼間に一度梅をひっくり返し、まんべんなく日が当たるようにする。夜間は室内に取り込む。
下漬けしていた塩水は梅が雨に当たった場合に使うので干し終わるまで保管しておく。
・手順「4」の、4日間冷蔵庫に置いた梅を3日間の天日干しにしているところです。
5.3日間干して梅の表面が白っぽく乾き、全体が柔らかくなって少しシワがよれば干し上がりです。
・3日間干した梅は表面が少し白くなりました。天日干しはこれで終わりです。
参考レシピではここで赤シソを入れるようですが、私は紫蘇はいつでも入れられるので、この時点では紫蘇なしで作ることにしました。
6.保存容器に35度の焼酎を吹き付けて消毒します。
7.保存容器に「5」の梅を入れヒタヒタになるまで酢を注ぎます。
8.氷砂糖350~500gの6分の1を入れて涼しい場所に保管する。残りの氷砂糖は2ヶ月かけて5~6回に分けて加えます。
甘みを少しずつ加えることで味がよく乗ってくるようです。もし、甘みが足りないようであれば適量追加してください。
9.最後の氷砂糖を入れてから4カ月ほどたったくらいが食べごろで、1年間は美味しく食べられるそうです。
今回漬けた甘い梅干しは秋には食べられそうです。
・手順「7」「8」の保存容器に入れた梅です。この後2ヶ月かけて氷砂糖を追加していきます。