らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

吉田松陰の教え(2)

2015-01-10 | 趣味

萩市の明倫小学校の「朗唱文」をご紹介しています。
2回目の今日は2年生の「朗唱文」です。

・2年生の「朗唱文」です。



2年生の「朗唱文」と意味です。
1学期・・・「万巻(まんがん)の 書を読むに あらざるよりは いずくんぞ 千秋(せんしゅう)の人たるをえん」
  意味・・・多くの本を読み、勉強しなければ、どうして名を残すような立派な人になることができようか、しっかり勉強しよう。

2学期・・・「一己(いっこ)の労を 軽(かろ)んずるに あらざるよりは いずくんぞ 兆民(ちょうみん)の安きをいたすをえん」
  意味・・・自分一人のことも、骨身を惜しまず働くようでなければ、どうして多くの人のために尽くすような立派な人になれようか。

3学期・・・「朋友(ほうゆう)相(あい)交(まじ)わるは 善導(ぜんどう)をもって忠告すること 固(もと)よりなり」
  意味・・友達と交わるには、真心を持って、良い方に導くように勧めることは、言うまでもないことである。

小学校2年生でこのような難しい内容の文を暗誦しています。
この学校に通う生徒さんは、皆さん立派な大人に成長することでしょう。
将来、日本の政治を担うようなスケールの大きい人たちが、この明倫小学校の生徒の中から出てくるかもしれませんね。