今日2月15日は「春一番名付けの日」だそうです。
「春一番」とは、立春から春分の日の間に、初めて吹く南よりの強風のことを言いますが、今日はその認定条件と由来について調べました。
「春一番の認定条件」
気象庁によれば、次の条件に当てはまる強風を「春一番」と言っています。
1.立春(今年は2月4日)から春分の日(3月21日)の間に吹く風であること
2.日本海で低気圧が発達していること
3.風速8メートル以上の南よりの強風であること
4.前日に比べて気温が上昇すること
この4つの条件を満たしたとき、その年に最初に吹く風を「春一番」といい、これ以降、同じ期間に同様の風が複数回発生した場合には「春二番」、「春三番」などといいます。
反対に上記の認定条件に当てはまらない場合は、例え風速8メートル以上の南よりの強風であっても「春一番の観測なし」とされます。
因みに、昨年の春一番は全国的に2月13日に観測されていますが、一昨年(平成20年)は新潟、東京を除いて「観測なし」となっています。
「春一番の由来」
「春一番」は、もともと長崎県壱岐郡(現・壱岐市)の漁師の間で使われていた言葉が由来となっているようです。
1859年(安政6年)2月13日、長崎県壱岐郡の漁師が五島列島沖に漁に出かけた時、いきなり南からの突風が巻き起こり、漁船全てが転覆して53人の漁師全員が死亡したと言う遭難事故がありました。
この事故以来、春先の強風を「春一」もしくは「春一番」と呼ぶようになり、その後、全国に広まったといわれています。
この「春一番」が気象用語として使用されるようになったことを記念して「春一番名付けの日」が制定されたそうです。
「春一番による事故」
「春一番」は雪崩や融雪洪水などの災害や海難事故を度々もたらしています。
1978年(昭和53年)2月28日には、東京地方で「春一番」による竜巻が発生し、営団地下鉄東西線の車両が橋の上で脱線・転覆し、大きな被害が生じたことが記録に残っています。
「春一番」とは、立春から春分の日の間に、初めて吹く南よりの強風のことを言いますが、今日はその認定条件と由来について調べました。
「春一番の認定条件」
気象庁によれば、次の条件に当てはまる強風を「春一番」と言っています。
1.立春(今年は2月4日)から春分の日(3月21日)の間に吹く風であること
2.日本海で低気圧が発達していること
3.風速8メートル以上の南よりの強風であること
4.前日に比べて気温が上昇すること
この4つの条件を満たしたとき、その年に最初に吹く風を「春一番」といい、これ以降、同じ期間に同様の風が複数回発生した場合には「春二番」、「春三番」などといいます。
反対に上記の認定条件に当てはまらない場合は、例え風速8メートル以上の南よりの強風であっても「春一番の観測なし」とされます。
因みに、昨年の春一番は全国的に2月13日に観測されていますが、一昨年(平成20年)は新潟、東京を除いて「観測なし」となっています。
「春一番の由来」
「春一番」は、もともと長崎県壱岐郡(現・壱岐市)の漁師の間で使われていた言葉が由来となっているようです。
1859年(安政6年)2月13日、長崎県壱岐郡の漁師が五島列島沖に漁に出かけた時、いきなり南からの突風が巻き起こり、漁船全てが転覆して53人の漁師全員が死亡したと言う遭難事故がありました。
この事故以来、春先の強風を「春一」もしくは「春一番」と呼ぶようになり、その後、全国に広まったといわれています。
この「春一番」が気象用語として使用されるようになったことを記念して「春一番名付けの日」が制定されたそうです。
「春一番による事故」
「春一番」は雪崩や融雪洪水などの災害や海難事故を度々もたらしています。
1978年(昭和53年)2月28日には、東京地方で「春一番」による竜巻が発生し、営団地下鉄東西線の車両が橋の上で脱線・転覆し、大きな被害が生じたことが記録に残っています。