らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

タチアオイ(立ち葵)の花

2009-06-19 | 

今日は、家内の実家に咲いていた「タチアオイ」の花をご紹介します。

「タチアオイ」の花はアオイ科の多年草で、中国が原産地といわれています。日本には室町時代に渡来し、根は薬用として用いられていたようです。
名前の由来は、立ち上がるように伸びる茎からといわれ、その茎の節ごとに蕾をつけ、その蕾から花径10㎝くらいの花を咲かせます。

・立ち上がるような茎に咲いた八重のタチアオイの花です。


花は一重と八重があり、特に八重の花は見応えがあります。
花色は赤、ピンク、白、紫、黄色など多彩です。花がきれいなので園芸用に様々な品種改良がされているそうです。

・楊貴妃の妖艶さを思わせる八重咲きの美しいタチアオイの花です。淡いピンクがとてもきれいです。


英名はホリホックと呼ばれていますが、これは葉の形がヒイラギ(ホーリー)に似ており、茎が節くれ立って(ホック)いることに由来しているようです。

・節ごとにつけている蕾です。


タチアオイの草丈は1.5~2mほどの高さになり、その茎の節ごとに蕾をつけます。

・茎の節ごとに咲いた花はとても豪華です。



(参考)
 「葵」で思い出すのは徳川家の家紋の「三つ葉葵」ですが、この葵は双葉葵といわれ、タチアオイとは別品種です。

・これが双葉葵の葉と花です。



言葉 「大きな志」