らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ブルーベリー栽培

2009-06-02 | 家庭果樹

私はブルーベリーを鉢で栽培しています。私が栽培している品種はラビットアイ系の「スワニー」と「マイヤーズ」です。
ブルーベリーは家庭において手軽に楽しめる家庭果樹です。
鉢で栽培でき、場所をとりません。完熟した果実を口にできる楽しみもあります。
下記に栽培方法を書いておきますので、関心のある方は一度お試しください。

「ブルーベリーの特徴」
1.他の果樹と比べて病害虫が殆どつかない
2.異なる2品種を混植し、受粉すればよく実がつく
3.乾燥に弱いので水やりを忘れないこと
4.他の果樹より結実が早い。2~3年目から収穫が出来る
5.酸性土壌に植えること
6.挿し木により比較的簡単に増やせる
7.寒い地方から暖かい地方まで栽培が可能ある

・4月中旬の開花時に綿棒を使用して人工授粉をしたところ、このようにたくさんの幼果がつきました。


・ブルーベリーの花です。


・受粉方法は、花の下に受け皿を用意し、筆か綿棒で花を軽くたたくと花粉が出てきます。それを他の品種の花に受粉します。同様に、互いの品種の受粉を繰り
 返します。
 受粉が成功すると幼果が上を向きます。


・ブルーベリーの実が次第に大きくなっているのが分かります。この時点で小さいものや生長の悪いものを「摘果」します。


・4月中旬の開花から約3ヶ月で収穫期を迎えます。収穫は紫色に完熟した果実からします。


「栽培方法」
「用土」
 ピートモス、赤玉土、鹿沼土を4:3:3位の割合で混ぜて使います。酸性の強い用土のほうが生育がよいようです。
「水遣り」
 乾燥に弱いので水切れに注意してください。排水が悪い土は反対に根ぐされを起こします。
「混植」
 ブルベリーは自家受粉をしないので同系統の異品種を植えることが必要です。
「剪定」
 2年目から長果枝の先端を切って短果枝を出すようにします。
 3年目以降は混み合う枝を元から切ります。数年して幹が古くなって花芽がつきにくくなったら根元から切ります。
「植え替え」
 鉢植えの場合は2年に1度、一回り大きい鉢に植え替えをします。
「施肥」
 3月上旬と5月上旬それに9月にお礼肥を与えます。

「健康効果」
・ブルーベリーは食物繊維を多く含んでいるため整腸効果があるそうです。
・また視力の低下を防ぎ、目の機能を高めることで話題になっています。
 1日に20~30粒食べて効果があると言われています。

「食べ方」
・生でそのまま食べる。
・ヨーグルトやアイスクリームに添えて食べたりします。
・保存は冷凍または乾燥させて保存します。