外相自ら

 

 13日と14日、前原さんが日本の外相としてははじめてアルジェリアを訪問したんですね。

日本=アルジェリア両国の協力関係の強化を図るというのですが、問題の高速道路建設をめぐるトラブルを日本政府としても放っておけないということもあります。なにしろ日本企業群が一千億円とかの損失を被る危険があるわけで。

このゴタゴタも結局のところ、日本のコミュニケーション能力の弱さにひとつの原因があるように思います。アルジェリアが建設費支払いを拒否しているのは、道路の構造が契約通りではない、という主張をしているからですしね・・・

何度も言ってますけど、このプロジェクトは日本としても海外で受注した過去最大のものなんです。これがコケたら日本の大企業がいくつも危機に瀕するのです(だから外相があわてて自ら現地に赴いたんですが)。

なのに日本社会の無関心ぶりはあきれるばかりです。

面白くない話だろうということでメディアも報じないからでしょうか。それに対して海老蔵の喧嘩の話の方は面白いからみんなフォローするんですね。

 

 

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